妊娠する確率が一番高いのは排卵日2日前にタイミングをとることです。問題のない夫婦の9割が不妊治療で正しいタイミング法を行うことで妊娠出来るのです。具体的な費用や確率の詳細を解説します。


自己式と病院で診てもらうタイミング法の違い

不妊治療がおすすめな理由

妊活をはじめたものの一向に妊娠しない…と悩んでいませんか?実は自分たちでタイミング法をやるよりも不妊治療を行っている病院でタイミング法を行う方が妊娠する確率は高いです。

病院できちんと検査し、自分たちにあった治療法を行うことが適切なタイミング法と言えます。タイミング法のメカニズムを徹底解明していきます。

タイミング法の費用や妊娠する確率が最も高い日はココ

タイミング法ってどんなことをするの?

A couple, a dog an two bicycles
A couple, a dog an two bicycles / pedrosimoes7

不妊治療を行うにあたり、まず初めに血液検査、卵管造影検査、精液検査などで夫婦間に問題がないかを調べます。

そこで特に問題がないようならばまず最初に行う治療が「タイミング法」なのです。

タイミング法は超音波(エコー)検査で卵胞の数や大きさを測りながら排卵日を特定しタイミングを合わせて性交を行うことを指します。

自分たちでもタイミング法を行うことは出来ますが、不妊治療で検査をして専門医の元で治療を行うことでより妊娠する確率が上がることが期待できます。

不妊治療と聞くと人工授精や体外受精を想像しがちですが、まずはタイミング法から始まるのが基本です。

タイミング法を行っても妊娠しなかった場合ステップアップで人工授精や体外受精に移ります。(年齢的な問題や特定の問題を抱えている人はタイミング法を行わないこともあります。)

どのタイミングで行うのがべストなの?

Happy couple
Happy couple / pedrosimoes7

タイミング法のベストタイミングは排卵2日前です。これは受精のメカニズムに理由があります。

まず、抑えておきたいのは精子の寿命は個人差はあるものの大体3日~5日です。男性が一度の射精で受精の行われる卵管膨大部にまでたどり着けるのはわずか数十~数百のみです。

特に元気で活発な精子のみがたどり着くことが可能です。元気な精子は射精後たったの30分で卵管膨大部までたどり着けますが、遅い精子でも最大1日~2日以内には卵管膨大部にたどり着きます。精子はこの卵管膨大部で排卵が行われるまで待機するのです。

一方、排卵され卵胞から飛び出した卵子はその後、卵管膨大部にまで運ばれそこではじめて精子と出会います。これが受精のメカニズムなのです。卵子の寿命は排卵後約24時間しか生きられません。

つまり、排卵されたときには精子は卵管膨大部に待機してなければならないので、精子・卵子の寿命の関係から2日前にタイミングを行うのがベストと言うことになります。

タイミング法でかかる費用はどのくらい?病院に通う頻度は?

Doctor Damon
Doctor Damon / Damon Sacks

不妊治療のタイミング法でかかる費用は大体5000円~20000円と幅広いです。これには理由があります。

★3000円~5000円

不妊治療のタイミング法でかかる費用の基本は診察費と検査費(超音波検査含む)です。最低でも月に2、3回は病院に通うことになります。

なぜここまで安く診てもらえるのかと言うと、多くは薬の力を頼らずとも自力で正常の日数以内に排卵するからです。そうなると薬代が必要ないので診察料と超音波検査のみの費用だけで済みます。

★5000円~10000円

ここのラインに入る人は卵胞を育成させるための「排卵誘発剤」を使用している人が多いです。排卵誘発剤は内服薬と注射の2種類あり、安価なのは内服薬です。代表的なものはクロミッドがあります。

注射は残念ながら保険適応外なのでここのラインには入りません。不妊治療専門の病院でもここに該当します。

また、薬を使用しなくても病院に通う頻度が4回を超えると費用もかさむので5000内では収まらなくなります。不妊治療専門の病院ですと3回目あたりから薬未使用でも5000円を超えるところが多いです。

★10000円~20000円

ここのラインは高額な薬を使用していることが多いです。注射はhMG注射というものがあり保険が適応されません。

費用は注射の種類で異なりますが1回の注射で1500円以上はかかると考えてください。内服薬よりも効果が高いので排卵障害を抱えている人やPCOSの人に向いています。

注射の使用回数や排卵後の黄体ホルモンを保つための注射を使用した場合20000円を超えてしまう場合もありますが基本的には20000円までと考えてよいでしょう。

出典元

タイミング法で妊娠出来る確率は?

shizen-ninshinritsu夫婦ともに問題なければタイミング法で妊娠する確率は、1回の月経周期(約1ヶ月)で20-30%程度、3回の月経周期の妊娠率は50%を超えるほどです。

つまり、特に問題のない夫婦が不妊治療を行っている病院できちんと診てもらえば半数以上は約3ヶ月以内に妊娠できるのです!

ただし、6回目以降の妊娠率は低くなるので5回目を目安にステップアップするのがおすすめです。

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より妊娠する確率を上げるには?

Baby
Baby / M&R Glasgow

不妊治療に通っているけれど出来る限り妊娠率を上げたい!と思っている人におすすめの方法をお教えします。

1.排卵検査薬

排卵検査薬は、尿に含まれる「LH(黄体化ホルモン)」に反応します。反応が濃ければ濃いほど排卵間近なので排卵日を特定することが可能です。

不妊治療を行っている病院で診てもらい尚且つ自身も排卵検査薬を使用すれば怖いものなし!

2.基礎体温

基礎体温は毎朝同じ時間に検温することで排卵日を特定することが可能です。

生理がはじまってから排卵が起こるまで低温期と呼びますが、排卵が近くなると体温がさらに低くなります。そして無事に排卵を迎えると高温期に突入するメカニズムになっているのです。

なので、基礎体温を常日頃から測っていれば排卵日を見逃すことが少なくなるのでおすすめです。

3.hCG注射

hCG注射は強制的に排卵を促進する効果があるため、注射を打ってから36時間以内に排卵します。このことから排卵障害がある人にはとても効果的です。なので、hCG注射を打つ前日にタイミングを計れば妊娠する確率が上がります!

不妊治療で妊娠するには

間違ったタイミング法をしないために出来ること

私が最初にタイミング法を行ったのは近所の産婦人科でした。特に不妊治療専門の病院ではありませんでしたが、そこで1年くらい診てもらいました。

ですが妊娠するに至らず不妊治療専門の病院に変え、そこでもタイミング法を6回以上行いましたが一度も妊娠に至ることはありませんでした。

タイミング法は文字通りタイミングを合わせなければ意味がありません。そしてタイミングを合わせても妊娠出来ないことだってあり得ます。適切な場所で適切な回数を行うことで妊娠する確率を上げることが出来るのです。

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