妊娠を希望する女性にとって気になることは、一番妊娠しやすいタイミングです。忙しい毎日の中でいつタイミングを持てば妊娠できるのか、正しい情報を知ったうえで妊活に励みましょう。妊娠の可能性がある期間と、その中でも可能性の高い時期をご説明します。


一番妊娠しやすいタイミングを知る前に

妊娠・出産は奇跡的な確率と神秘に包まれたまさに“授かり”もの

妊娠を希望した夫婦やカップルにとって一番気になることは、一番妊娠しやすいタイミングはいつかということではないでしょうか。

また、妊活に励んでいるのになかなか妊娠に至らず不妊で悩んでいる場合も同様にとても気になるはずです。

「子は授かりもの」と言われているとおり、妊娠し出産を迎えるには、奇跡的な確率と神秘に包まれた部分がまだまだ少なからずあります。それでも、いつか腕に抱きたい赤ちゃんを夢見て、一番妊娠しやすいタイミングの情報を得て、日々の妊活に役立てていきましょう。

妊娠成立のメガニズムを知り、一番妊娠しやすいタイミングを知ろう

精子と卵子が出会って受精することが妊娠成立の第1歩

まずは、女性の体や妊娠成立のメカニズムを知りましょう。

妊娠成立は、男性の精子と女性の卵子が出会って受精を行うことがまず第1歩です。

男性の精子は、射精された精液の中に無数に含まれていますが、女性の卵子は排卵されていないと存在しません。そのために、次に知っておきたいのは女性の体のメカニズムです。

女性の卵子が排出されている排卵時期は、月に数日程度です。女性の体は約1か月の間に、2種類のホルモン量が変動することにより、体温の高温期と低温期、月経や排卵を繰り返しています。妊娠できる時期である排卵日を特定することが、妊活のスタートとなります。

次に、精子と卵子にも”寿命”があります。

精子の寿命は長くて5日間、排卵された卵子の寿命は長くて1日間、生きているといわれています。そうすると、寿命の短い卵子が排卵された直後には、すでにそこに精子がいたという状況を作ると、より妊娠成立の可能性が高くなります。

妊娠可能な期間は1か月のうち約6日間ある

基礎体温

それでは、妊娠可能な期間やタイミングは具体的にはいつなのでしょうか。

卵子が生きているのが1日だけとはいえ、精子は5日生きているため、排卵日の5日前から排卵日頃までの期間が、妊娠の可能性のある期間です。日数にすると、1か月のうち6日ほどとなります。

ただし、6日間いつセックスをしても妊娠できるというわけではありません。あくまで妊娠の確率がある期間ということです。

理由は、精子が数多く生き残っているかどうか、精子が女性の卵管を通って卵子に出会えるかどうかなど、さまざまな要因があり妊娠できないことも多いからです。

不妊治療に通うと、一般的には、妊娠しやすいタイミングを指導されて妊活を行うというタイミング法から治療をスタートします。まずは女性と男性の体や生殖機能に異常がないかを検査したうえで、妊娠できる時期の6日間を特定し、その適切なタイミングを知るということです。

一番妊娠しやすいタイミングは、排卵の2日前・1日前・排卵日

6日間は妊娠する可能性がある期間ということをご説明しましたが、そのうち一番妊娠する可能性が高いタイミングはピンポイントでいつなのでしょうか?

精子も卵子も排出されて時間が経つと、次第に老化し運動能力が下がり、最終的には死滅してしまいます。どちらも新鮮で運動能率の高い、以下の3つのタイミングが可能性の高い時期となります。

  • もっとも妊娠しやすいタイミングは排卵の2日前
     →排卵直後にはすでに精子が待ち構えているため
  • 2番目は排卵の前日
     →排卵直後にはすでに精子が待ち構えているため
  • 最後が排卵日
     →卵子は1日間生きているので、精子がたどりつくのが間に合えば可能

つまり「排卵日を含めた前の3日間」が一番妊娠しやすい時期といえます。

よく耳にする情報として「妊娠しやすいのは排卵日」といわれますが、さらに可能性が高いのはその2日前と1日前ということが分かっています。

排卵日を特定する方法は合計4つ

妊娠しやすいタイミングが3日間ということが分かれば、そのタイミングをしっかり把握するために、まずは排卵日を特定しましょう。排卵日を特定する方法は4つあります。

◆排卵日を特定する方法1:基礎体温を測る

基礎体温を測ると、2種類のホルモン量に応じて、体温の低温期と高温期の時期があり、その低温期から高温期に変わる境目が排卵日です。毎月決まった日にちとは限らないことや、女性の体調、基礎体温の測り方に左右されてしまうため、予測の精度はあまり高くないと言われています。

◆排卵日を特定する方法2:排卵日検査薬を使う

女性は排卵直前になると「黄体ホルモン」というホルモンが大量に分泌されるため、尿で黄体ホルモン量を調べることができる排卵日検査薬が市販されています、

排卵検査薬で陽性になれば、その翌日頃に排卵が行われるため、陽性が分かったその日にタイミングをとると良いと言われています。

◆排卵日を特定する方法3:粘液(おりもの)の量で判断する

月経直後などはおりものの量は少なく、数日~1週間経つと白く粘るおりものが徐々に出始めると感じた経験はないでしょうか。

これは、頸管粘液と呼ばれるもので、子宮と膣とをつなぐ子宮頸管から分泌される粘液です。女性の体は排卵日が近づくと精子を受け入れやすくするために、この粘液を次第に多く分泌するようになります。

個人差はありますが、おりものを親指と人差し指で取り、ゆっくり伸ばして10数センチほど伸びるようになると排卵日が近いと言われています。

◆排卵日を特定する方法4:不妊クリニックで検査を受ける

不妊クリニックでは基礎体温表や前回の排卵日から予測して通院し、エコー検査で卵胞の大きさを確認して排卵日を予測します。

卵胞はある一定の大きさになると排卵をするため、エコー検査でその大きさを測ることでより精度の高い予測が可能になります。

一番妊娠しやすいタイミングが分かったら・・・

タイミング+毎日の規則正しい生活で妊娠をつかもう!

一番妊娠しやすいタイミングについていかがでしたか?

男性も女性も仕事や家事で多忙だったり、体調面などでなかなかうまくタイミングをとることが難しいこともあるかもしれません。でも妊娠しやすいタイミングは少なくとも3日間あるので、ぜひ妊娠成立を目指しましょう。

ただし、一番妊娠しやすいタイミングをばっちりおさえた!という場合でも、精子や卵子の運動能力が悪ければ妊娠の確率は下がってしまいます。男性も女性も規則正しく健康的な生活を過ごし、1日も早い妊娠を目指しましょう!

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