妊娠中や妊活中のサプリメントとして有名な「葉酸」。葉酸を摂取するようになったら妊娠できた!という声もよく聞きます。今回は、妊活中や妊娠中に葉酸を摂取することで得られる5つの効果をご紹介します。


そもそも葉酸とは?

妊娠初期と妊活中の必須栄養素「葉酸」

ママと赤ちゃんのためのサプリ、そして妊活中に摂取するサプリとして有名なものとして葉酸があります。葉酸とは、葉物野菜や豆類などに多く含まれているビタミンB群の1つで、妊娠や妊活だけでなく人体にとって重要な栄養素です。

厚生労働省では妊娠初期の女性に対し、母体や胎児の健康のため1日400μgの葉酸を摂取するよう定めています。妊活中や妊娠初期には特に多くの葉酸を必要とするため、意識して野菜を多く摂るかサプリメントで摂取しましょう。

妊活中や妊娠中に葉酸を摂取することで得られる5つの効果をご紹介します。

妊娠初期と妊活中に必要な葉酸とは?5つの効果

【妊活中】子宮内膜を着床しやすくしてくれる

葉酸を摂取したら妊娠した!という声を聞くことがありますが、葉酸は妊娠力を挙げる栄養成分と言われています。その1つが、葉酸は子宮内膜を強化することです。

子宮内膜とは、精子と卵子が出会い受精を行った後にたどりつくベッドの役割です。子宮内膜は厚みがあるほど着床しやすくなるとされています。一方で薄い場合は、着床せず妊娠成立しない確率が高くなるといわれています。

子宮内膜の厚みは自分では直接知ることはできませんが、不妊クリニックに通院されている場合は、医師の内診時にエコーで見ることができます。診察の際に一度聞いてみても良いかもしれません。

また、着床後も、子宮内膜が厚い方が着床の定着率が高いといわれています。つまり着床が定着し無事妊娠成立を迎えるためにも、子宮内膜を居心地の良いフカフカベッドにしてあげることが重要ということです。

葉酸は子宮内膜を厚くすることで、妊活中の女性をサポートします。

【妊活中】着床後の細胞分裂をサポートする

葉酸は、細胞分裂や細胞の増殖を促す効果があります。着床~妊娠成立~妊娠中の期間、赤ちゃんは何度も細胞分裂を繰り返し成長していきますが、その手助けとなります。

葉酸は血液を作るための大事な成分です。新鮮な血液は、赤ちゃんが細胞分裂を繰り返し、小さな受精卵から胎児として大きく成長していく段階を、よりスムーズにしてくれます。

妊娠し赤ちゃんをお腹に宿すことは、お腹の中で新しい細胞を作り出すという言い方もできます。新しい細胞を作り出すために重要なものは血液です。葉酸を摂取することで、細胞の増殖や分裂を手助けする、新鮮な血液を作ることができます。

【妊娠初期】先天性異常を予防する

妊娠初期に葉酸を摂取すると、赤ちゃんの先天性異常リスクを軽減することができます。妊娠初期とは、妊娠2か月~4か月、週数で言うと4週~15週となります。この時期は、胎児の体の器官が作られるとても重要な時期です。

先天性異常とは、主に遺伝子や染色体の欠陥などです。日本で出産される赤ちゃんのうち2%~5%が先天性異常といわれています。

葉酸を摂取することでリスクを軽減できる先天性異常は、主に神経管閉鎖障害です。代表的な症例名は二分脊椎症が挙げられます。二分脊椎症とは、脊椎の中にあるはずの神経が、何らかの原因で脊髄や脊椎の外部に出てしまう症状です。これに対して、妊娠初期にしっかり葉酸を摂取すると、リスクを軽減できるとされています。

ただし、妊娠4週というと生理予定日近辺でまだ妊娠したかどうか把握できないこともある時期です。葉酸は妊娠が分かってから摂取するのではなく、妊娠を希望した日から摂取しましょう。

【妊娠中】流産のリスクを軽減してくれる

葉酸の摂取は流産のリスクを軽減してくれます。悲しいことですが、妊娠中には流産のリスクがたえずつきまといます。その確率はおおよそ15%程度といわれており、高い確率です。

流産の原因にはさまざまありますが、母体が原因はほとんどないとされています。流産の多くの場合は、赤ちゃんがもともと持つ染色体などの異常が原因で、受精した段階で運命が決まっています。

葉酸を摂取することで、流産の原因となる先天性異常リスクを軽減することが、流産自体のリスクをも軽減してくれます。

【妊活中・妊娠中の女性+お腹の赤ちゃん】重要な栄養補給に

葉酸はビタミンの1つなので、人体に重要な栄養素となります。妊活中の女性、妊娠中の母体、そしてお腹の赤ちゃんにとっての栄養素です。

厚生労働省では、妊活中や妊娠初期の女性は葉酸を1日400μg摂取するよう定めていますが、それ以外も1日200μg摂取することも定めていて、男性、女性、年齢を問わず摂取する必要があります。

  • 葉酸は血液を作り出す造血作用があります。そのため、貧血を防いでくれます。
  • 成人にとっては、脳卒中や心筋梗塞などを予防する作用もあります。
  • 葉酸は新陳代謝を助ける働きもあるため、体の内側から健康的な体を作ることにも作用します。

赤ちゃんや妊娠、妊婦さんを含めすべての人間にとって、体を健康に保ってくれる栄養素です。

葉酸とは、女性が摂取しておきたい栄養素の1つ

妊娠を希望したらすぐに摂取し始めましょう

妊活といえば葉酸サプリと名前が知られていますが、その5つの効果についていかがでしたか?

妊活中や妊娠初期の女性は特に摂取しておきたい栄養素の1つです。日頃から栄養バランスのとれた食事で、野菜をたっぷり食べていればあえて摂取する必要はないかもしれませんが、念のためサプリメントで補うのが一般的な方法ですね。

ただし、葉酸サプリを飲み始めたからといって、初日からすぐに子宮内膜症が厚くなるわけでも、流産リスクを軽減できるわけでもありません。また、妊娠がわかってから飲み始めても、妊娠初期の先天性異常リスクの軽減には間に合いません。

葉酸は、妊娠を希望したらすぐに摂取したい栄養素です。ぜひ今日から飲み始めて、妊娠成立と出産の日を迎えましょう。

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