子供を授かりたいと願っているご夫婦にとって、不妊治療や妊活力を高める体作りは避けては通れない関門です。ここでは女性だけでなく、男性でもすぐに実践できる妊娠力を高める5つの方法をご紹介していきます。


妊活を始めた・・・でも、つい女性任せにしていませんか?

男性でもできることがあります

WHO(世界保健機構)の不妊症調査によると、男性原因の不妊症は合わせて48%と、不妊原因の半分を占めているのがわかります。

  • 不妊原因が男性のみ 24%
  • 不妊原因が女性のみ 41%
  • 男女ともに原因がある 24%
  • 原因不明 11%

不妊症は女性だけの問題ではありません。女性任せの妊活では、いつまでも赤ちゃんを授かることは難しいかもしれません。男性も真摯に自分の体を見つめ、今からでもできる妊活方法を生活の中に取り入れてみてくださいね。

いざ実践!妊活で男性が出来ること5つ

① たばこ・お酒をやめる

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本気で赤ちゃんを授かりたければ、まずは思い切ってたばことお酒をやめてみましょう。なぜ、たばことお酒なのか。言わずとしれず、たばこにはニコチンが含まれていますが、これが血管を収縮させ血流を悪くする作用があるからです。男性の血流悪化は、勃起障害につながります。喫煙を続けることは、妊娠準備のスタートラインからつまずくようなものなのです。

また、たばこの煙の中には「過酸化酸素」と呼ばれる「活性酸素」が詰まっています。そもそも「活性酸素」とは、ウィルスや細菌などから私たちの体の細胞を守ってくれる貴重な存在ですが、体の中でこの「活性酸素」が作られ過ぎると、やがて体内の他の細胞まで攻撃を始めてしまいます。そして、体の器官を酸化させ、精子・卵子の老化を早めてしまうのです。

老化した精子・卵子は、受精率を下げ、妊娠力低下の大きな原因となります。少しでも早い妊娠を望むなら、カップル共に禁煙・禁酒を心がけたいものですね。

② 健康な食生活を心がける

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さて、一日のうち、きちんとした手作りご飯を何回食べていますか?ジャンクフードやコンビニなど外でのご飯ばかりになっていませんか?男性不妊の原因として、食生活が意外に重要な位置を占めているんです。

そもそも、男性不妊の90%を占める原因は、造精機能障害と言われています。この生涯の中には、精液中に精子が一つもない「無精子症」や、精子の数が正常値より少ない「乏精子症」、精子の数は正常にあっても動きが極端に悪い「精子無力症」などがあります。

では、こうした精子の質の低下を食い止めるには、どうしたらいいのでしょうか?答えは高い抗酸化力を持つ果物や野菜を、積極的に摂取することです。元気な精子を育むため、塩分や脂の多い肉や脂肪分は極力控え、バランスと色どりの良い食事をおいしく続けていきましょう。

③ 適度な運動を欠かさずに

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大人になるとなかなか続けられないのが、適度な運動です。日々走りながら遊んでいた幼少期と違って、大人は多くのやるべき事に忙殺されて、運動する機会に恵まれないですよね。運動不足のまま、気が付いたら数年経っていたなんて笑えない話もよく聞きます。

妊活するにあたり、男性の適度な運動はとても大切な条件となります。なぜなら、運動不足は血液のめぐりを悪くし、結果的に生殖機能の低下を招くからです。

ある研究チームの実験によると、適度な運動をしている男性とそうでない男性とを比較した場合、運動をしている男性の精液がより質が高く、生殖能力を高めるのに大きな役割を担っているとの結果が出ました。

ただ、激しすぎる運動はかえって体を疲れさせ、妊娠力を低下させるとの報告もあります。運動する際は無理なく続けられるようなものを選び、3日坊主で終わらないようにしたいものですね。

④ 精巣を温めすぎないで

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男性の精巣は常に32度程で保たれており、そこでは日々何百万もの精子がつくられています。この精子は暑さに弱いため、女性と違って男性は、体を温めすぎないように注意するのがポイントです。普段の生活の中では、次の3点に目を向けてみてくださいね。

  • 熱のこもるボクサーパンツ、ブリーフよりも風通しの良いトランクスを履こう
  • 長く湯船につかったり、長時間サウナに入るのは避けよう
  • 膝やおなかの上にパソコンを乗せて作業しないこと。熱くなったパソコンの熱が精巣に伝わり、精子の動きが弱まります

以上、現時点であてはまる項目はいくつありましたか?ご自分に該当するものが一つでもあれば、今からでも対策していきましょう。こうした日々の小さな努力と改善が、のちの大きな結果へと結びついていくことでしょう。

⑤ 良質な睡眠をとる

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男性でもできる妊活方法、最後にご紹介するのは「良質な睡眠をとること」です。え?そんなのとっくにやっているよ!と思われた皆さん、では、毎日の就寝時間は何時でしょうか?夜中12時を越えている方は、いくら長時間眠れていても残念ながらアウトです。

なぜなら、睡眠によって分泌される“睡眠ホルモン「メラトニン」”の生成時間が、夜中12時~2時までがピークだからです。このメラトニンとは、一般的に「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、夜は体が眠くなるようサインを出し、朝には分泌が止まります。

メラトニンは、体内に出来た活性酸素に働きかけ、抑制もしてくれる優秀なホルモン。ところが夜更かしが続くと、メラトニンの分泌が減るため、活性酸素が活発になり、結果、体内のあちこちの細胞が攻撃され傷つきます。精子の質の低下も引き起こすため、必ず夜は早めにベッドに入るようにしましょう。

妊活は男性側の協力も必須

無理せずあきらめず、毎日続けましょう

以上、妊活中の男性が実践できる5つの方法を見てきました。禁酒・禁煙に始まり、健康な食生活、適度な運動、そして良質な睡眠が大切な事がわかりました。そうはいっても、これまでの生活をいきなり改善していくのは、予想以上に難しいことでしょう。

一度にすべてを解決しようとせず、一つずつクリアしていけるようしっかり目標を立ててみましょう。かわいい赤ちゃんを授かる日を夢見て、カップルお二人で一緒に励んでいけたら素晴らしいですね。

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