不妊の原因は女性だけの問題だと思っていませんか?しかし、当たり前ですが男性が原因で妊娠できないこともあるのです。では、男性の不妊とは、男性不妊の原因とはなんでしょうか。今回は男性の不妊について考えてみましょう。


子づくりは夫婦で行うもの

不妊の原因は男性側にあることも

なかなか子どもができない時、多くの女性は「私に問題があるのかもしれない」と考えるかと思います。そして男性で自分に原因があると考える人は少ないのではないでしょうか。

ですが、実は、不妊の原因の半分は男性にあると言われています。なので、不妊に悩んだ時は女性だけではなく、男性不妊の可能性も考え、自分の生活や体調を見つめ直してほしいのです。

そこで、今回は男性不妊になってしまう原因についてお話します。

男性側にも不妊の原因は隠れている

男性不妊の要因

NASA man
NASA man / Keiichiro Shikano

男性不妊には、先天性要因と後天性要因があります。先天性要因とは・・・様々な遺伝的要因や発育段階で受けた影響等で性機能不全になること。

※性機能不全とは、性的欲求や性的興奮とその最高潮などが、減退・欠如する状態。

後天性要因とは・・・生活習慣などが起因して精巣の損傷もしくは機能障害などにを引き起こす要因。

先天性要因は生まれつきであったり幼少時のおたふくかぜ等が原因であったりと今どうにかできることではないことが多いですが、後天性要因は日々の生活習慣を正すことで改善することができるとされています。

男性不妊になってしまう7つの原因とは

backs of men walking
backs of men walking / Danny Baza Blas

先述したとおり、後天性要因は生活習慣を正すことで不妊原因を改善することができるとされています。

では、不妊の原因となる生活習慣とはどのようなものなのでしょうか?妊娠しにくい体にしている原因を挙げますので、自分の生活を見直してみましょう。

①喫煙

禁煙ブームが到来してから喫煙者は減っていますが、やはりまだ耐えることない喫煙者。喫煙者は非喫煙者に比べ、精子量が10~17%減少、精子の運動量減少などという結果が出ています。

また、副流煙などにより自分だけではなく奥様にも悪影響を与えてしまいます。妊娠後の奥さん、出産後の家族のことを考えて今から禁煙してみてはどうですか?

②飲酒

Winemakers at MAN
Winemakers at MAN / jamesonf

精巣内にアルコールを分解する酵素がありますが、アルコールを摂取するとアルコールを分解する際にできるアセトアルデヒドという毒性の高い物質が精巣内で増えてしまい、精子を作る力を下げてしまうことになります。

さらに、男性不妊で重要な亜鉛の吸収を妨げ、生殖能力を低下させてしまうのです。ある程度の飲酒は気分転換にもなるので問題ありませんが、飲みすぎには注意しましょう。

③食事・肥満

外食産業の発展に伴い、外食やファーストフード、冷凍食品などの利用が増えています。

そのため、家庭で栄養バランスを考えた食事を摂るよりも外食が多い人は、野菜の摂取が不十分であったり化学調味料が多かったりと栄養のバランスが崩れ、肥満になったり元気な精子作りを妨げてしまいます。外食を控え、野菜中心の食事を心がけましょう。

④運動不足

men
men / meglet127

社会人になると学生の時より運動する機会がなくなります。車通勤であったり仕事が忙しいと運動する時間を取りにくいですが、毎日の適度な運動は健康な体づくりにも必要不可欠です。

エレベーターを使わないようにしたり至近距離の移動は車を使わないようにしたりと、小さな工夫から始めてみるといいかと思います。

⑤睡眠不足

最近の研究結果により、睡眠不足で男性の精子の数が劇的に減少することが明らかになりました。1日の理想の睡眠時間は7~8時間。忙しくてそんなに寝ていられないという人も多いかと思いますが、休みの日は早く寝るなどして睡眠に充てる時間を作るようにしましょう。

⑥疲れ・ストレス

疲れやストレスは、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量を低下させ、性欲の減少や精子数の減少、さらには精子の運動量の低下などに繋がってしまいます。

働いていれば少なからず疲れやストレスがあると思いますが、運動や趣味でストレス発散を心がけて、気持ちの良い日々を送れるといいですね。

⑦病気・薬

例えば精神安定剤も後天的な男性不妊原因として問題視されています。精神安定剤を必要とする病の種類やレベルにもよりますが、軽度であればハーブや漢方でも精神を安定させることは可能です。効き目を実感するまでには時間を要しますが、担当医にも相談してみて下さい。

男性不妊症とは

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_1130793 / jeangui111

生活習慣が原因で男性不妊になってしまう可能性が高まることはわかったけど、男性不妊ってどんな病気なの?と男性不妊について知らない方も多いのではないでしょうか。男性不妊症にもいろいろありますが、代表的なものをいくつか紹介します。

  • 造精機能障害・・・精子をつくり出す機能自体に問題があること
  • 精子減少症・・・精液1ml中の精子の数が2000万以下であること
  • 無精子症・・・精子がまったく形成されないこと
  • 精子死滅症・・・精子に受精能力がまったくないか死んでいること
  • 精子過剰症・・・精子の数が正常の2倍以上で、固まったりくっついたりすること
  • 精子通路障害・・・精子にまったく問題がないのに射精時に精子の存在を確認できない障害のこと
  • 性交障害・・・勃起障害・早漏・遅漏など

男性不妊症にも色々あります。不妊で悩み、病院で原因を調べる時は、夫婦揃って受診できるといいですね。

子づくりは夫婦で取り組みましょう

妊娠するには男性の力も必要です

妊活する女性が増えてきましたが、妊活する男性は少なく思います。ですが、子づくりは女性だけでできるものではありません。不妊の原因が男性側にあることも多いのです。

つまり、妊娠しやすいからだというのは女性だけに求められるものではなく、男性にも求められるものなのです。なので、男性もまずは生活習慣を見直し、そして改めることから子づくりを始めてみてください。

夫婦のどちらか1人が努力するのではなく、2人で一緒に頑張れば楽しく子づくりができるのではないでしょうか。夫婦での子づくりを応援します。

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