赤ちゃんが欲しいと思ったら、パートナーと協力し合って妊活を行いましょう。女性ばかりが努力していても、男性側に不妊の原因があると妊娠までに長い時間が必要になる可能性があります。今回は、妊活中の男性が今すぐできる妊活成功のための習慣について紹介いたします。


男性不妊が増えてきている!?

妊活は女性だけでなく男性も始める時代!

妊活というと、妊娠・出産をする女性が行うイメージがありますが、実は不妊の原因が男性側にある場合も考えられるのです。

自然妊娠を目指しているのに、1年経っても妊娠の兆候が見られない場合は婦人科で検査をしてみましょう。男性の場合、飲酒や喫煙などの習慣によって生殖機能が落ちてしまっている可能性があります。

そのため妊活中の男性は、これまでの生活習慣を見直していきましょう。今回は、今からできる男性の妊活の成功へと近づけるための習慣について、いくつか紹介します。

生殖機能の低下を防ぐためにできる方法について

1.お酒を控えめにしよう

Liquors
Liquors / *~Dawn~*

仕事に追われる毎日の中で、家に帰ってから飲む冷えたビールは、疲れが吹き飛ぶ最高の瞬間ですよね。しかし、過剰な飲酒は生殖能力の低下につながります。

精巣内には、アルコールを分解するための酵素があり、分解の途中でアセトアルデヒドという毒素に変化します。

これが精巣内で大量に増えてしまうことで、精子を作る力を下げる原因となる可能性があります。

また、アルコールには精子の質や量を向上させる重要な栄養素、亜鉛の吸収を妨げる作用があるため、生殖機能の低下につながるのです。

アルコールを過剰に摂取していると、脳の中枢神経を抑制してしまうため勃起能障害、射精機能阻害などの性機能の障害を引きおこす可能性もあります。

排卵日付近にタイミングを取ろうと思っていても、スムーズに射精ができなければ妊娠する確率が下がってしまいますよね。

晩酌が習慣化しているとアルコールに耐性がついてきて、いつの間にか酒量が増えてしまいがちです。妊活中の人は一度にたくさんのお酒を飲まないよう、飲む量を決めておきましょう。

2.タバコをやめよう

Cigarette!
Cigarette! / kabeto jamaica

タバコには、ニコチンやタールといった有害物質がたくさん含まれています。これらの毒素が体内に入ることで、体内で酸化が起こり臓器に酸化ストレスを与えてしまいます。

この酸化は、体が錆びるということであり、精子が酸化ストレスにさらされると質や量の低下につながるのです。

喫煙者は非喫煙者とくらべて精子の数が15%から24%も少ないという研究データがあります。精子の運動性を下げ、奇形の精子の数を増やしてしまうため、喫煙している男性の精子は卵子との結合力が低い状態になっています。

また、一日に20本以上のタバコを吸うヘビースモーカーの人は、タバコを吸わない人とくらべてEDになるリスクが約1.39倍高くなり、実際にEDに悩んでいる人の約8割が喫煙者と言われています。

タバコは吸っている人だけでなく、副流煙による受動喫煙の危険性も潜んでいます。受動喫煙は喫煙している本人よりも有害物質を体内に取り入れているため、パートナーの前で吸うことは妊娠の可能性を下げる原因となるのです。

また、妊娠中にタバコの煙を吸い込むことは胎児の発育遅滞や流産のリスクを高めるほか、赤ちゃんの近くで吸うと乳幼児突然死症候群(SIDS)が起きる可能性も考えられます。

大切な奥さんと赤ちゃんのためにも、タバコはできるだけ早くやめるようにしましょう。

3.「亜鉛」を摂って精子の質を高めよう

Oysters
Oysters / cwasteson

亜鉛はミネラル成分の中の一つであり、もともと人間の体にある栄養素です。眼球や筋肉などに多く含まれていますが、精液の中にもたくさんの亜鉛が存在しています。この亜鉛が体内で不足してしまうと、精子の生成量が減るため妊娠力の低下につながります。

また、男性ホルモンの分泌が活発になるので性欲自体がなくなってしまう可能性もあるのです。そのため、食べ物やサプリメントで普段から亜鉛を積極的に摂取するようにしましょう。亜鉛は一日に16㎎の摂取が目安とされています。

食べ物であれば、牡蠣、豚レバー、卵黄、牛の赤身肉などに多く含まれています。毎日の食事で補え切れない場合は、サプリメントを活用してみましょう。

最近は、精力を上げるアルギニン、ビタミン類などが同時に摂ることができる男性の妊活にぴったりのサプリメントも発売されています。

また、妊活中の女性におすすめの葉酸も、男性が摂ることで染色体の異常のリスクを下げるという効果があります。

これらの栄養素と亜鉛を上手に組み合わせて、毎日の生活の中に取り入れていきましょう。

4.体を動かして運動不足を解消しよう

semi marathon de Sélestat
semi marathon de Sélestat / philippe bronnert 1969

デスクワークなどで普段から体を動かす習慣がないと、いつの間にか運動不足になりがちです。同じ姿勢で長時間過ごしていることで、血流が悪くなり体を冷やす原因となるのです。

男性の妊活においても、体の冷えは精巣の機能低下につながってしまうため注意しましょう。また、体の慢性的な疲れをとるためにも、普段から適度に運動をして体力をつけておくことが大切です。

血流を良くするために、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行いましょう。週に2~3日、20分以上の継続した運動が好ましいです。

男性ホルモンの分泌を促すため、筋トレを一緒に行うこともおすすめです。太ももの筋肉は体の中で最も大きい筋肉なので、スクワットで動かすことで効率よく筋肉を鍛えることができます。

5.温めすぎないようにしよう

Dual view, el sueño de trabajar
Dual view, el sueño de trabajar / Cirofono

精子は高温に弱いため、精巣付近を温めすぎると元気な精子の数を減らしてしまいます。

体温よりも少し低めの33℃から35℃の状態を保つことがベストなので、長風呂やサウナはできるだけ避けるようにしましょう。

仕事でノートパソコンを使う機会が多い人もいますが、この時膝の上にパソコンを置いて作業をすると、下半身に熱が伝わってしまうためテーブルの上やカバンの上に置くなどの工夫をしてください。

スマートフォンなどの携帯電話は、前ポケットに入れずにカバンや後ポケットを利用しましょう。

6.夫婦でコミュニケーションをたくさんとろう

Couple
Couple / mrhayata

妊活において、何よりも大切なのはパートナーと協力する姿勢です。片方ばかりが妊活をがんばっていても、結果にはなかなか結び付きません。

特に女性は、不妊治療によっては痛みをともなうものもあり、精神的にも肉体的にもストレスを溜め込みがちです。

奥さんの様子をよく観察して、普段から悩みをじっくりと聞いてあげたり、休みの日はリフレッシュできるよう二人で出かけたりといった気遣いが大切です。

赤ちゃんがやってきたら、二人で協力しあって子育てをする場面が増えていきます。

そうした困難を乗り越えるためにも、妊活中から夫婦でコミュニケーションをたくさんとって絆を作っていきましょう。

男性不妊は生活習慣で改善できる部分もある

健康的な生活を心がけて赤ちゃんを迎えよう

なかなか赤ちゃんができないと思ったら、まずは不妊の原因となるような生活習慣がないか、一度チェックしてみましょう。

タバコや過度のアルコールは、精子の質を下げて生殖能力の低下につながります。運動や食事に気を遣い、健康的な生活を送ることが妊娠力アップのコツです。

かわいい赤ちゃんを迎えるためにも、普段からパートナーと協力しあって妊活をがんばっていきましょう。

この記事は参考になりましたか?

を押すとランキングに反映されます
0

※会員登録やログインは不要です