排卵時期に起きる出血である排卵出血は、一部の女性やまれに起きることのある出血です。排卵時期以外に起きる出血である不正出血とどのように違うのか、また、妊娠や妊活への影響はあるのでしょうか?まだ経験したことがない人も、まさに経験した直後で不安に感じている人もぜひ参考にしてください。


排卵時期に起きる排卵出血について

不正出血との違いや妊娠・妊活への影響は?

生理以外の時に出血があると、女性であれば誰でも不安に感じてしまいます。その中でも、排卵時期に起きる出血は排卵出血と呼ばれていて、すべての女性に起きるわけではありませんが、一部の女性やまれに起きることのある出血です。

排卵時期以外に起きる出血である不正出血とどのように違うのか、妊娠や妊活への影響はあるのでしょうか?まだ経験したことがない人も、まさに経験した直後で不安に感じている人もぜひ参考にしてください。

排卵出血のメカニズム・不正出血との違い・妊娠への影響

排卵出血とは?そのメカニズムは?

排卵出血は病気ではなく自然現象です。

排卵出血は、排卵期に子宮内膜から出血してしまうことで、排卵期出血や中間期出血という呼び方もあります。子宮内膜から出血する原因として2つ考えられています。

  • 原因1. 
    排卵期には、卵子は卵胞を突き破って排出されます。その際に卵巣の毛細血管を切ってしまうことで起きる出血です。
  • 原因2. 
    排卵時期のホルモンバランスが影響し、子宮内膜をはがし毛細血管に影響を及ぼすことで出血が起きます。

どちらの原因にしても、人体に起きる生理現象なので大きな問題はありません。

排卵出血が起きる時期・期間・血の量について

それでは、排卵出血について詳しく見ていきましょう。具体的にどのような時期に起きて、どれぐらいの期間出血し、血の量や特徴をご説明します。

  • 排卵出血が起きる時期:
    排卵時期に起きるので、生理開始日から2週間程度経った頃に起きるものです。排卵日の前日あるいは前々日に起きると言われています。排卵出血があれば、その翌日か翌々日に排卵が起きるということになります。もちろん、排卵出血はすべての場合に起きるわけではないので、排卵日を特定するために排卵出血を活用することはできません。
  • 排卵出血の期間:
    多くの場合1日程度と言われています。長くても2.3日です。
  • 血の量や特徴:
    量は少なく、生理のような量ではありません。血の特徴としては個人差がとても大きくあり、多い意見だと、黒・茶色っぽい色、薄い赤色、真っ赤な鮮血などさまざまです。

排卵出血と不正出血の違いは?

出血に気づき不安を感じる理由は、「何らかの病気で不正出血したのでは?」と思うからですよね。不正出血とは、何らかの原因が生じて生理以外で出血することです。女性の体は毎月一定のリズムで月経を迎え、そのサイクルを繰り返しているにも関わらず出血する場合、多くの場合は体や精神面で病的な要因があると考えられています。

それでは、排卵出血と不正出血の違いを見ていきましょう。

  • 出血する時期
    排卵出血 :排卵期(生理開始日から2週間後が目安)
    不正出血 :生理時期以外さまざま
  • 血の特徴
    排卵出血 :比較的少量で、血の色はさまざま。期間は1日~3日程度。
    不正出血 :血の量・色・期間はさまざま。
  • 痛みを伴うかどうか
    排卵出血 :下腹部に痛み(排卵痛)を感じる場合がある。
    不正出血 :痛みがある場合とない場合とさまざま。

不正出血についてはどのような原因で出血が起きているかによって、症状や期間が大きく異なります。また、排卵時期に起きる出血は排卵出血だけとは限らず、不正出血の可能性もあります。

そのため、生理以外で出血した場合は、排卵出血だと決めつけずに早めに病院へ行くことをおすすめします。

不正出血の場合は、子宮がんや子宮筋腫、子宮内膜症などの可能性もゼロではありません。

排卵出血と妊娠との関連、妊娠への影響は?

最後に、排卵出血が妊娠や妊活へどのような影響を及ぼすかを見ていきましょう。

「排卵出血があったら妊娠の確率が上がる」ということであれば、妊活中の女性にとってはとてもうれしい情報ですよね。また逆に、妊娠の確率が下がるという場合も知っておきたい情報です。

ところが、排卵出血については、妊娠の確率には影響しないと言われています。妊娠の確率が上がることも下がることもなく、通常通りということです。また、タイミングとして、排卵出血後のセックスが高い妊娠率ということもありません。

やはり、妊娠するためには、排卵出血以外の基礎体温や不妊クリニックでの超音波検査などで排卵日を特定することが一番有効だと言えますね。

また、排卵出血だと思っていたのに不正出血だったという場合は、妊娠に悪い影響を及ぼす場合があります。出血が起きた場合は、早めに病院を受診することが大切です。

排卵出血は妊娠や妊活に影響しない

排卵日の特定は正しい方法で 不正出血かどうか注意が必要

排卵出血について、不正出血との違いや妊娠への影響についてご説明しましたがいかがでしたか?生理以外での出血はとても不安になりますが、排卵出血については自然現象なので心配する必要はないということですね。でも、不正出血の可能性もあるので体の変化を見極めて、早めに病院へ行きましょう。

また、排卵出血は妊娠率を上げることも下げることもないため、「排卵出血が起きた」という事実のみを知っておき、排卵日の特定やタイミングは別の方法で行うことが大切です。

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