妊活中の人は生理前のドキドキした気持ち、なかなか妊娠できないという焦りが交互にやってきて、気持ちが不安定になりがちですよね。特に30代のベビ待ちの人は、妊娠する確率が20代とくらべて低くなり、妊娠のタイムリミットを気にし始める年代です。そこで今回は、ベビ待ち中の30代女性の妊娠力を上げる生活法をいくつか紹介します。


30代は女性ホルモンが減少し始める

ベビ待ち中はホルモンバランスを崩さない生活を送ろう

30代になり、妊娠を考え出したらできるだけ早く婦人科で診察を受けることが大切です。

30代は20代の頃とくらべて、体内の女性ホルモンが低下することでホルモンバランスが崩れやすく、妊娠するまでに時間がかかったり、体調不良を感じたりする場面が増えます。

そのため、ベビ待ち中の人は普段からホルモンバランスが崩れないよう、規則正しい生活を送って自分の健康を維持する習慣を身に付けましょう。

ベビ待ち期間が長引くと、思うように妊娠できないストレスから妊活をやめたくなる人もいますが、できるだけ穏やかな気持ちで過ごせるよう生活法を見直してみましょう。

30代からのベビ待ち中の過ごし方!

30代女性の体は変化している

Bella Jovan
Bella Jovan / Jackie Donnelly ~ Seattle Photographer

30代女性は20代とくらべて妊娠力が大幅に低下します。30代でベビ待ちを始めた人は、自分の体の状況を知っておきましょう。

1.卵子の質の低下

妊娠するにはできるだけ健康な卵子を排卵することが重要です。しかし、卵子は胎児の頃に全て作られており、体と同様に年をとって劣化していきます。

その結果、29歳までの女性の自然妊娠率は、排卵から生理までの一周期あたりで25~30%ほどに対し、35歳になると18%と低下します。

特に37歳になると更に確率はぐっと下がり、10%未満と厳しい数字になっていきます。これは卵巣内にある卵子の素である卵母細胞の数が37歳から42歳にかけて急激に減少していき、卵子の数が全体の10分の1まで一気に落ち込むことが原因です。

2.女性ホルモンの減少

Erotic model at the ocean.
Erotic model at the ocean. / @yakobusan Jakob Montrasio 孟亚柯

肌や髪のツヤ、ハリを維持したり、毎月生理を起こしたりできるのは体内の女性ホルモンのおかげです。

この女性ホルモンは30代に突入したあたりから徐々に減少していき、30代後半になると肌にシミやたるみが出るなど、見た目の変化としても現れます。

また、血圧、血中のコレステロール値の上昇、骨密度が低下するなど、健康面にも影響が出てきてしまうのです。

それにより、35歳を過ぎたあたりから休憩をとっても疲れが抜けない、風邪を引くとなかなか治らないなど、さまざまな体調不良に悩まされる女性も多くなります。

このような体の変化は当然、子宮や卵巣にも起きており、卵巣機能の低下によって妊娠しにくくなるのです。

女性ホルモンが急激に減少するのは40代からですが、染色体異常の卵子の数が増えることで妊娠しても流産してしまったり、ホルモンバランスが乱れて生理がこなくなったりする30代女性も少なくありません。

中には卵巣や子宮の手術の影響、抗がん剤治療によって、一般的な閉経時期が50代なのに対し、30代で閉経を迎えてしまう「早発卵巣機能不全」になるケースもあるのです。

そこで、30代で妊娠力を低下させないためには、どのような過ごし方を心がければいいのでしょうか?

ベビ待ち中の女性が心がけたいことを、食事、運動、精神面の3つから紹介します。

生活法1.食事で心がけたいこと

eat
eat / pfig

現代の日本は飽食と言われ、さまざまな食べ物が巷にあふれています。

仕事が忙しく、家事をする時間をとることが難しい人は、温めるだけで食べられるレトルト商品やインスタントもの、外食などに頼りがちになってしまいますよね。

また、反対にダイエットをしようと食事を抜くなど、女性の中には必要な栄養素がきちんととれていない「低栄養」と呼ばれる、現代の栄養失調になっている人も少なくありません。

毎日の食事から必要な栄養をとることは、卵子の質を左右し、ホルモンバランスを整えるうえで大切です。そこで、できるだけ栄養バランスを意識した食事をとるように心がけましょう。

忙しくて外食が続くときは、メインだけでなく副菜としてサラダを頼んだり、和食のお店を選んだりして、野菜を中心に肉や魚などの動物性たんぱく質をきちんと摂取することがポイントです。

カロリーを気にして肉類を食べないようにすると、生殖ホルモンの材料であるコレステロールが不足して、妊娠力の低下につながります。

また、卵胞の成熟を手助けし、受精卵の発育を促進する亜鉛の摂取も忘れないようにしましょう。最も大切なのは、無理なダイエットをせずに、朝食を抜かず3食きっちりバランスよく食べることです。

足りない栄養はサプリメントで補うなどして、栄養バランスに気を配ってみましょう。

過ごし方2.運動

hingis
hingis / momovieman

食事と同時に毎日の適度な運動で体力をつけることも大切です。30代女性は20代の頃とくらべ、体力が低下して疲れやすさを感じる人が多いです。

しかし、妊娠・出産を経て、育児中はたくさんの体力が必要です。そのため、ベビ待ち中から毎日の運動を心がけ、育児をこなせるだけの体力づくりをしていきましょう。

特に鍛えておきたいのが、足腰と骨盤周りです。足腰が弱いと、妊娠中の体重増加によって腰痛に悩まされる可能性があります。

妊娠中は重いお腹を抱えて歩き、産後は大きくなった子供を抱っこして買い物をする機会が多くなります。

そこで、普段からウォーキングをしたり、階段を使ったりして太ももの筋肉を鍛えておきましょう。

また、姿勢が悪い歩き方をしていると骨盤が歪み、子宮周りの筋肉が衰えることで子宮の位置が下がり妊娠力が低下してしまいます。

最近は30代女性でも尿漏れに悩む人が増えてきているのは、この骨盤のゆがみや子宮周りの筋力低下が原因とされています。

普段から背筋を伸ばし、正しい姿勢で歩くようにしましょう。

過ごし方3.ストレスをためない

Just smile.
Just smile. / KendraMillerPhotography

30代のベビ待ち中の人の妊娠力を上げるには、ストレスに負けない気持ちを作ることが非常に大切です。

30代は仕事も責任あるポジションを任されたり、人間関係で悩みを抱えたりと、何かとストレスを感じやすいです。

しかし、ストレスは完全になくしたり、予防したりすることはできないため、上手に付き合う方法を見つけていきましょう。

ストレスが溜まったままだと自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れて生理が止まったり不順になったりと妊娠力が低下してしまいます。

ストレスを感じたらその日のうちにしっかりと睡眠をとり、朝日を浴びて気持ちをリセットさせましょう。

睡眠は卵子の生成にかかせない成長ホルモンを分泌するため、夜は日付が変わる前にぐっすり眠ることが大切です。

ベビ待ち中は焦りの気持ちから妊婦さんや赤ちゃんとの関わりを断ってしまう人も多いですが、実は妊婦さんに触れたことで妊娠したという例も数多くあります。

妊婦さんと赤ちゃんには不思議な力があるため、ぜひ積極的に関わっていきましょう。妊娠できないことに自分を追いつめず、将来出会えるかわいい赤ちゃんの姿を想像して、楽しく過ごしたいですね。

30代でも妊娠をあきらめないで

生活習慣を整えて赤ちゃんを待とう

ベビ待ち中は期間が長引くと、授かれないことにストレスを抱えがちです。

しかし、出産後は夫婦二人の時間をとることが難しいため、ベビ待ち中こそ気持ちをゆったりともって、夫婦で過ごす時間を大切に過ごしていきましょう。

30代後半でも妊娠できる可能性は十分にあります。生活習慣を見直し、不妊治療を受けていつでも赤ちゃんがやってこられる環境を整えておきたいですね。

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