さっきご飯を食べたのに、おやつをたくさん食べてしまうなど、普段はそこまで食べ物に執着しないのに、生理前になると食欲が止まらないという経験はありませんか?女性の中には排卵日に食欲が増える人がいます。どうして排卵日付近は食欲が増すのか、また、食欲を抑えて快適に過ごすコツを紹介します。


排卵日付近は食べても満足しないのはどうして?

食欲が増すのは正常なホルモンの働き

女性にとって、モデルのようなバランスのとれた体型を維持するのは永遠のテーマですよね。

しかし、生理前の排卵日付近は異常な食欲に見舞われて、ついつい食事量が増えたりお菓子を食べ過ぎたりしてしまう女性も少なくありません。

これは妊娠に向けてのホルモンの働きかけによるものと言われています。

ホルモンの影響だからといって、食べ過ぎたことで体重が増えてしまうと、気持ちが落ち込み、健康についても不安を覚えてしまいますよね。

そこで今回は、排卵日に食欲が増える理由について詳しく解説します。また、排卵日の食べ過ぎによって太らないための予防法も紹介いたしますので、食欲が抑えられずに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

排卵日の食べ過ぎを防ぎたい!理由と予防法

毎月のホルモンのサイクルについて

Hadeel Alajami
Hadeel Alajami / beauty.lover

毎月やってくる生理のサイクルは、妊娠に向けて回っています。特に排卵日以降から生理開始までの時期を「黄体期」と言い、黄体ホルモンの分泌が活発になる時期は、体が高温期に切り替わって妊娠しやすい状態を作り出しています。

基本的に排卵日には個人差がほとんどなく、着床が起きなければ排卵日から14日後に生理が始まります。

女性の体は生理が終了し、次の排卵が起きるまでの低温期の間は、卵胞ホルモンのエストロゲンの分泌が盛んになっています。

このエストロゲンは気持ちを落ち着かせて穏やかにするセロトニンの分泌も活発化させる働きがあるため、低温期は気持ちも明るく、肌荒れやだるさといったPMSの症状がありません。

そして排卵日後は、妊娠しやすい状態に体を切り替えるためエストロゲンの分泌が減り、代わりに黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌が盛んになるのです。

このエストロゲンの減少により、セロトニンの分泌も少なくなることから、ちょっとしたことでイライラしたり不安になったりと、精神的に不安定な状態が続いてしまいます。

さらに排卵日によってホルモンが大きく切り替わるため、この時期は自律神経が乱れがちになり、精神的にも肉体的にも不快症状が現れやすいのです。

どうして排卵日は食欲が増してしまうの?

Eat!
Eat! / Joshua Rappeneker

理由1.プロゲステロンの増加によるもの

排卵日を境に生理開始まで分泌が盛んになるプロゲステロンは、妊娠しやすい環境を作り、着床を助けるためのホルモンです。

受精卵ができたら、子宮に着床しやすいように子宮内膜をフカフカに柔らかくしたり、体温を上げて受精卵の発育を手助けしたりしているのです。

また、プロゲステロンは妊娠したときに胎児を育てるため、栄養分を体に蓄えておこうと働きかける作用も持っています。

その結果、発育に必要な水分、塩分、脂肪を蓄えようとするため普段よりも食欲が増すと考えられています。

受精卵ができなくても次の生理が開始されるまでプロゲステロンの分泌は増加していくので、排卵日から生理前の期間は食欲往診になりやすいのです。

さらに、生理前は無性にチョコレートやケーキなどの甘いものを食べたくなる女性もいますが、これはプロゲステロンの分泌が盛んになることで体内の血糖値が下がってしまうためです。

血糖値を下げないように体が働きかけるため、普段よりも甘いお菓子などが食べたくなってしまうのです。

このように、排卵日から生理前にかけての食欲が増すのは、妊娠に向けての正常なホルモンの働きかけと言えます。

妊娠が成立せずに生理が始まれば、黄体ホルモンの分泌も減少していくため、異常な食欲は自然と通常に戻っていくため、過度に心配する必要はありません。

Eating.
Eating. / Britt Selvitelle

理由2.エストロゲンの減少によるもの

排卵日をきっかけにプロゲステロンの分泌が盛んになる代わりに、エストロゲンの分泌が減ります。このエストロゲンは上述したように、気持ちを落ち着ける作用があるセロトニンの分泌と比例しています。

セロトニンが減少することで気持ちが不安定になり、悲しくなったりイライラしたりと感情のコントロールができなくなる人もいます。

その結果ストレスを溜め込んでしまい、暴飲暴食による食欲増加も理由として考えられます。できれば暴飲暴食で体重が増えてしまわないように、別の方法を見つけてストレスを上手に発散したいですね。

排卵日の食欲増加とうまく付き合うコツ!

Eating
Eating / Gamma-Ray Productions

1.食事を抜かずに3食食べる

排卵日から食欲が増えたことで、太ってしまうことを恐れて食事を抜いてしまうのは、かえって太りやすい体になってしまいます。

この時期はプロゲステロンの分泌の影響で血糖値が下がっているため、太らないために食事を抜くと、次の食事の際に血糖値が急上昇してさらに太りやすくなってしまうのです。

そこで、無理に食事は抜かず、朝・昼・晩の3食それぞれの量を控えめにするなど、回数を減らさずに一回当たりの量を減らして体重をキープしてみましょう。

morning jogging
morning jogging / d26b73

2.むくみをとる食事や運動をする

プロゲステロンは、妊娠に向けて栄養だけでなく水分も溜め込もうとするため、体が普段よりもむくみやすくなっています。

しかし、むくんでいるからと言って水分をとらないと、かえってむくみがいつまでも取れなくなるため、利尿作用がある食材を摂ることをおすすめします。

わかめやひじきなどの海藻類、アボカドやさつまいもなどのカリウムを含んだ食材は利尿作用があるため、積極的に摂取したいですね。

また、デスクワーク中はこまめに立ち上がったり、足を上げたりして、リンパの流れが滞らないように体を動かしましょう。

夜はお風呂にゆっくりと浸かり、汗で老廃物を流して全身の血流を良くすることもとても効果的です。

ホルモンバランスとうまく付き合おう

食事を抜かずに量を抑えて過ごそう

排卵日から生理前はホルモンバランスの変化によって、食欲が増加する人が多いです。

体重が増えないか心配で、つい食事を抜いてしまいたくなりますが、かえって太りやすい体になるため、カロリーが多いものを控えて海藻類や野菜など、ヘルシーなものをたくさん食べるようにしましょう。

我慢のし過ぎはストレスが溜まるため、たまに甘いものを食べるなど、適度に息抜きをしながら上手にこの時期を乗り越えたいですね。

この記事は参考になりましたか?

を押すとランキングに反映されます
14+

※会員登録やログインは不要です