子作りを始めたのになかなかできない…もしかして不妊?と悩んでいませんか?「まさか自分が‥」と思うような不妊に悩む人は多く、不妊治療に取り組む人も増えてきています。でも不妊治療って始めてから妊娠できるまでにどれくらいの期間が必要なの?多くの人が疑問に思う不妊治療の平均期間についてまとめました。


不妊に悩む人のための不妊治療

不妊治療に取り組む人は増えています

不妊で悩む人が増えていると同時に、不妊治療に取り組む人も増えています。

今「なかなか妊娠できないな…」と悩んでいる人ももしかしたら「不妊治療に取り組んでみようかな」と考えているのではないでしょうか?

そして、不妊治療を考えた時に気になることの1つが、「不妊治療にかかる期間」ですよね。いつ始めるべきなのか、今始めたらいつまでに妊娠できそうなのか、子づくり計画をする中で必要な情報です。

そんな治療期間についての疑問にお答えします。

不妊治療を始めてから妊娠に至るまでの期間は?

一般的に言われている不妊治療期間は「2年」

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Couple / Jon Gos

結論からいうと、一般的に病院での不妊治療は「2年」と言われています。

これはあくまで治療期間の平均的な数値なので、2年間治療をしたからといって必ずしも妊娠することができるわけではありません。

そんな個人差の大きいとされる不妊治療なのに、なぜ一般的に「不妊治療の治療期間は2年」とされているのか。

その理由ですが、まず、不妊治療を行っている病院では、治療の成果を公表しているところも多くありますその中のある病院が「不妊治療患者の約6割が2年以内に妊娠している」と公表していることが挙げられます。

そして、次に説明する不妊治療の段階とそれぞれの段階にかかるおおよその期間が理解できると「不妊治療の平均治療期間は2年」といわれている理由が見えてくるのではないかと思います。

不妊治療は検査+治療5段階

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Couple / brenkeee

不妊治療は何をするのか、そしてそれぞれにどれくらいの期間がかかるのかを説明します。

ステップ0:検査

まず不妊の原因を調べる検査から始まります。その検査は生理周期に合わせて行われるので、すべての検査結果が出るのに約半年かかります。

ステップ1:タイミング法

検査結果に問題がなければタイミング法から進めていくことになります。タイミング法とは、排卵日に合わせて子づくりをする方法です。

タイミング法での効果が期待できるのは6回目までといわれていますので、月に一度排卵が起こると仮定してもタイミング法でチャレンジできるのは半年間になります。

ステップ2:人工授精

次のステップは人工授精です。人工受精とは、排卵日に合わせ、パートナーから採取した精子を子宮内部に注入する方法です。

こちらも効果が期待できるのは約6回とされているため、チャレンジできるのは半年間です。

ステップ3~5:高度不妊治療

高度不妊治療とは、以下で説明する「体外受精」「顕微授精」「凍結胚移植」の3つの治療です。

  • ステップ3:体外受精・・・卵子を体外に取り出し、培養室で受精させてから子宮に戻す方法
  • ステップ4:顕微授精・・・精子の状態がよくない場合に、精子を1つだけ選び、卵子に直接注入する方法
  • ステップ5:凍結胚移植・・・受精卵を一度凍結、次の周期に戻す方法

この3つの治療は、検査や準備の期間が長くなるため、それぞれ1年に3回〜4回が治療の目安になります。体外受精、顕微授精では、3回目までの妊娠率が高いと言われています。

体外受精

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すべての治療を行った場合、何年後に終わるのか

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couple / josh.greentree

この情報をもとに考えると、不妊治療開始から高度不妊治療に入るまでの「検査」「タイミング法」「人工受精」で約1年半かかることがわかります。さらにその後の高度不妊治療ではそれぞれの治療に1年かかるとして、3つの治療すべてを終えるのに3年かかります。

つまり、最初の検査を始めてから不妊治療すべての治療を行うと約4年半かかることになるのです。

しかしこれは1か月に1回のペースで排卵が起こっていることを前提にした計算になるので、排卵の周期が長い人はより長くなってしまうことになります。

また、タイミング法は効果が期待できるのは6回までとされているのに対しできることならタイミング法で妊娠したいと考えて6回以上タイミング法でチャレンジする方もいますし、逆に何回もチャレンジせずにどんどん次の段階に進む方もいます。

すべての治療を行って4年半かかるというのは、あくまで効果が期待できる回数だけチャレンジした場合の計算になります。

高度不妊治療の成功率

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Couple / josh.greentree

不妊治療を始めれば簡単に妊娠できると考えている人も多いかと思いますが、実は高度不妊治療に分類されていない人工受精でも成功率は5~25%と言われています。(発表している医療機関によって成功率は大幅に変わってくるようです)

では、高度不妊治療の成功率はどれくらいなのか。「体外受精」「顕微授精」「凍結胚移植」の3つの治療の成功率は以下の通りです。

体外受精:成功率15~40%・・・30代前半までは35%ほど、30代後半になると20%をきるといわれています。
顕微授精:成功率20%・・・20代では70%、30代以降は30%前後だといわれています。
凍結胚移植:成功率30%・・・新鮮胚移植の着床率より約15%高いといわれています。

この数値を見て、思っていたより成功率が低いと感じる方もいるかもしれません。年齢や個人差もありますので、参考程度に捉えてください。

結局不妊治療はどれくらいの期間が必要なの?

半数以上の人が2年以内に妊娠しているという実績がある

不妊治療の段階と内容、そしてその段階にかかるおおよその期間を話しましたが、やはり不妊治療は個人差が大きいため、「治療期間は○年!」と言い切ることはできません。何年頑張れば必ず妊娠できるとも言えないのです。

ですが、「約6割が2年以内に妊娠している」と発表している病院もあるという情報と、不妊治療の段階と高度不妊治療に入るまでに約1年半かかることをもとに、不妊治療にかかる期間は「2年」を目安と考えておくといいでしょう。

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