妊娠するにあたり、年齢はとても大切なポイントの1つです。しかし、実年齢=妊娠可能年齢と言う訳ではありません。大切なのは「卵巣年齢」。妊娠が出来なくなる理由をそれぞれの観点から説明していきます。45歳を過ぎても妊娠出来る方法も紹介します。


不妊治療の限界は43歳まで?実際は?

なぜ女性は男性より妊娠可能年齢が短いの?

女性は男性と比べると妊娠可能な期間が短いです。これは生まれ持った卵子に限りがあるのが理由です。では実際の妊娠可能年齢はいつまでかを説明していきます。

不妊治療では43歳までと線引きしているところが多いです。実際は43歳を過ぎても妊娠することが可能ですが、どうしてここで線引きをされてしまうのかを解説していきます。そして妊娠可能年齢をあげることは出来るのか、具体的な方法を紹介します。

実証しよう、具体的な妊娠可能年齢はいつまで?

それぞれの観点から見る「妊娠可能年齢」

Sexy woman
Sexy woman / Moyan_Brenn

妊娠をする上で「年齢」は気になるポイントの1つ。特に女性にはリミットがあるので男性と比べると妊娠可能な期間が限られているのです。

日本の不妊治療において女性の妊娠可能期間の線引きをされるのは「43歳」です。この43歳はどこから来ているのか、43歳以上は妊娠不可能なのかを具体的に説明していきます。

不妊治療での線引きは「43歳」

Woman in the mirror
Woman in the mirror / www.naciendoenholanda.com

体外受精や顕微授精を行っている不妊治療専門の医療機関では43歳までで線引きをされているケースが多いです。

実際の体外受精による妊娠実績も43歳までは妊娠成功率が15%なのに対し、44歳以上は11%となっています。

ここで43歳で線引きされているのは44歳を超えると妊娠成功率が低くなるのが原因だからです。40歳と43歳はそこまで妊娠確率は変わらなくても44歳になると成功率が低くなってしまうのです。

また、厚生労働省がだしている助成制度では妻の年齢が43歳未満までと設定されていることから、43歳以上の妊娠確率が減少することを意味しています。

出典元

閉経の10年前が妊娠可能期間の限界

Women in world (80)
Women in world (80) / Amir Farshad Ebrahimi

実は具体的な妊娠可能年齢は定められていません。理由としては「人によって妊娠可能期間が違うから」です。

女性の妊娠可能な期間は「閉経から10年前まで」とされています。そしてWHOが発表した閉経するにあたる平均年齢は「50歳」となっていることから、50歳で閉経すると仮定とし、そこから10年をひくと大体40歳が限界ということになります。

出典元

実年齢と卵巣年齢

子宮の構造

まず、1つポイントを押さえておきたいのは妊娠可能な年齢は実年齢と比例するかです。不妊治療でもある程度の年齢制限は設けられています。これは妊娠できるかどうか年齢で線引きすることにより、治療できるかどうかが分かるからです。

しかし、必ずしも実年齢=妊娠可能な年齢という訳ではありません。ここで重要なのが「卵巣年齢」なのです。

・卵巣年齢

不妊治療を行ったことがある人は1度は耳にしたことがあるかもしれません。卵巣年齢とは文字通り卵巣内の年齢のことを指します。卵巣年齢が若ければ若いほど妊娠しやすく、また卵巣年齢が年取っていれば妊娠しにくくなります。

卵巣年齢の調べ方は血液検査で簡単に分かります。AMH検査という項目で周期問わずいつでも調べることが可能です。

たとえば、実年齢が43歳を超えていても卵巣年齢が若ければ妊娠する可能性は大いにあります。この検査で重要なのは実年齢=卵巣年齢ではないということなのです。

妊娠可能な年齢を上げるには

The Ziobro Women
The Ziobro Women / ImNotQuiteJack

妊娠をするには閉経と卵巣年齢が関係あることをお伝えしました。では、具体的にどうすれば閉経を可能な限り遅らせることが出来、卵巣年齢を上げることができるかを紹介していきます。

1.禁酒・禁煙を心がける

普段から飲酒と喫煙をすることで、閉経を早めることが研究結果から分かっています。閉経が早まれば当然妊娠可能期間も短縮してしまう恐れがありますので、禁酒・禁煙を心がけましょう。

2.ベジタリアンをやめる

体の健康のためや、美容的な観点から菜食主義を目指す人が増えていますが、実はこれにより閉経を早め、更年期障害を引き起こす原因があります。

また、妊娠するにあたりタンパク質は非常に重要な役割を果たす栄養素なため、野菜だけでは補うことが出来ません。

出典元

3.基礎体温をつける

基礎体温をつけることにより、体に隠されたリスクを早期に知ることが出来ます。たとえば排卵障害や黄体機能不全など妊娠する上で大切な役割がきちんと行われているかが基礎体温で判断することが可能です。また、低体温症やPCOなど生まれつきの病気も基礎体温で判明することが多いです。

45歳を過ぎても妊娠できる人とそうでない人の差は?

Teresa
Teresa / xlordashx

世界のギネス記録では2008年にインド人女性が70歳で出産したという例がありますが、そういう例外はあれど一般的には45歳を超えての妊娠・出産は非常に厳しいです。

しかし、45歳を超えても妊娠出来ない訳ではありません。先ほども説明しましたが、大事なのは実年齢ではなく「卵巣年齢」。卵巣を若々しくいるには「卵巣を冷やさないこと」が大切です。また、卵巣年齢を若くいるためには以下のことを留意してください。

  • ストレスをためない
  • 規則正しい生活習慣を心がける
  • 3食きちんと摂る
  • 日常的に運動をする

月並みですが、規則正しい生活習慣を心がけることは何をするにおいても大切なことです。45歳を過ぎても妊娠できる人は妊娠できるだけの理由があります。

今日からできることばかりですので思い立ったが吉日とは言いますが、すぐにでも実践してみましょう。

1日でも早く妊娠可能かどうかを調べることが大切

40を過ぎての妊娠・出産は

妊娠可能な年齢はいつまでか、不妊治療を行う多くの女性が気になるポイントだと思います。体外受精を行うようになったのは1978年のことです。

そう遠くない日の出来事が今日に多大な影響を及ぼすようになるまでに発展しました。40歳を過ぎての妊娠・出産は夢のような出来事ではありません。

45歳を過ぎたって妊娠する人は出来るのです。しかし何事も早め早めに行うことが重要です。少しでも気になるようならば1日でも早く専門の機関で調べることが大切なのです。

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