排卵後に体温が上がり高温期を維持していると「もしかして妊娠できたかな?」と期待を込めてしまいますよね。ところが、排卵しているはずなのに体温が上がらないことがあるととても不安な気持ちになります。今回は、排卵後に体温が上がらない原因とその対処方法についてご説明いたします。


排卵後に体温が上がらないことについて

それぞれの原因と対処法をご参考に

妊娠を希望して妊活している女性にとって、排卵日前後にタイミングを取りその後の基礎体温の変化がとても気になるものですよね。特に、排卵後に高温期が続くと妊娠の可能性があるので、基礎体温表に注目されている方も多いでしょう。

ところが、排卵後なのに体温が上がらない、排卵後なのに低温が続いているということがあります。なぜ体温が上がらないのかその原因や3つの対処方法についてご説明いたします。

排卵後に体温が上がらない原因と3つの対処法

そもそも排卵後に体温が上がる理由とは

基礎体温

女性の基礎体温は排卵日近辺を境に低温期と高温期に分かれます。しかし、そもそもなぜ排卵後に体温が上がるのでしょうか?

その理由は排卵後に分泌されるホルモン「黄体ホルモン」が体温を上げる役目を持っているからです。排卵すると卵胞は黄体となり黄体ホルモンを多数分泌することで体温を上げ、子宮や子宮内膜などを温めることで受精卵が着床しやすくしています。冷えたベッドではよく眠れないのと同様、受精卵が居心地の良い温かいベッドを作り出す働きがあるのです。不妊クリニックなどで排卵日を特定する場合にも、黄体ホルモンの分泌量を調べることで排卵したかどうかなどを特定することもあります。

では、なぜ排卵後に体温が上がらないのかの原因と対処方法について見ていきましょう。

排卵後に体温が上がらない…1.排卵していない

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排卵されていない場合は、体を温める作用がある黄体ホルモンの分泌量が増えないため体温が上がりません。もしご自身で基礎体温を測定している場合はたまたま生理周期が乱れていて排卵期を迎えていない可能性もあります。

あるいは病院の超音波検査などで排卵を確認したという場合でも排卵の瞬間を確認しているわけではないので排卵していない可能性もあり得ます。もしくは、いつもは排卵しているけれどもその周期のみ排卵が起きなかったという可能性もゼロではありません。

この場合の対処方法は2つあります。

  1. 様子を見る

数日様子を見ることで2.3日後に排卵が起きることがあります。クリニックで排卵が特定された場合でも数日様子を見てみると良いでしょう。基礎体温や排卵検査薬などを使用することをおすすめします。

  1. 不妊クリニックなどを受診する

たまたま排卵が起きていないだけなら良いのですが、生殖機能に何らかの問題を抱えていることで排卵が起きていない可能性もあります。様子を見た上で不安を感じるのであればすみやかに不妊クリニックなどを受診しましょう。

排卵後に体温が上がらない…2.黄体ホルモンの影響

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排卵後に体温が上がるのは黄体ホルモンの分泌量が増えるからですが、何らかの原因で黄体ホルモンの分泌量が少なくなっている、悪くなっているという原因も考えられます。黄体ホルモンの分泌量が少ないと、基礎体温に変化が見られるほどの体温上昇につながらないため、排卵後の基礎体温が上がらないかあるいは緩やかな上昇となります。

黄体ホルモンの分泌が少なくても妊娠している女性は数多くいますが、少しでも妊娠の確率を高めるためにはぜひ対処方法を実践しましょう。

  1. 血流を良くする健康的な生活、冷え性改善
    黄体ホルモンの分泌量を改善するには、ホルモンバランス全体を改善することが大切です。ホルモンバランスを整えるためには1にも2にも健康的で血の巡りが良い生活習慣です。規則正しい睡眠・食事・定期的な運動に加えて、冷え性の方は血流が悪くなっている証拠なので体を温めるようにしましょう。すぐに効果は出ないかもしれませんが、徐々にホルモンバランスが整っていくはずです
  2. 薬で補充する
    不妊クリニックなどでは黄体ホルモンが不足している場合に分泌量を補充できる薬があります。黄体機能を維持するための注射や内服薬としてHCGやプロゲステロンなどがあります。排卵前にしっかり排卵を起こさせるための排卵誘発剤や卵胞を育てるクロミフェンという内服薬を併用して使うことが多いようです。
    本来であれば体の中で十分な量を分泌できると良いのですが、難しい場合は上手に不妊クリニックや薬などを活用していくのが好ましいです。

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排卵後に体温が上がらない…3.HCG注射が効かなかった

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不妊クリニックで排卵を誘発させるためにHCG注射を打ったものの、その後体温が上がらないというケースもあります。これは「1.排卵していない」とほぼ同様なのですが、HCG注射を使っても排卵していない場合や数日以降経ってから排卵することはよくあることです。1本打った後に改めてまた打つこともありますので、HCG注射を打ったからといってすぐに体温が上がるわけではありません。

HCG注射は筋肉注射である程度の痛みを伴うので効き目に即効性があるように感じますよね。また、注射に合わせてタイミングや人工授精などをされた場合は特に体温の上昇が気になるものです。

この場合の対処方法は、排卵が起きるのを待つことです。どうしても気になる場合はクリニックを再受診するのも良いですが、クリニックの検査でも排卵したかどうかは予測することしかできません。

排卵後に体温が上がらないことを気にしすぎないで

必要に応じて病院を受診しゆったり過ごすこと

排卵後に体温が上がらないと、「どこか悪いところがあるの?」「また妊娠できないかも」と不安になるかもしれません。ですが、ホルモンバランスや生活習慣などが影響し排卵が遅れることはよくあることなので、あまり気にしすぎずゆったりとした気持ちで過ごすことができると良いですね。

どの周期でも体温が上がらないという場合は万が一のことを考えて病院を受診しましょう。

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