妊活中は日常生活の見直しや体質改善のための努力も必要となってきます。妊活中の女性はどのように卵子の老化をくい止めていけばよいのでしょうか。今回は卵子の質をキープしていくために必要なポイントを、妊活中に避けたい行動として7つにまとめてみました。


妊活中に避けたい行動を知って妊娠しやすいからだへ

日常生活の見直しや体質改善のための努力も必要

妊活を始めよう。そう思ったらできるだけ早く望む結果が現れてほしいものですよね。

妊活中は通院してお医者様の指示に従った治療を行っていくことが重要ですが、それ以外に日常生活の見直しや体質改善のための努力も必要となってきます。治療の効果を最大限に引き出せるよう意識したいのが卵子の老化を防止するということです。

妊娠は卵子の質が左右するといってもいいくらい、老化によるダメージの少ない卵子が鍵を握ります。原始卵胞(卵子のもと)を保管しておく卵巣はいわば卵子の貯蔵庫。一生精子を作り続けることのできる男性とは違い、女性の卵子には数限りがあります。女性は月経周期にこの貯蔵庫から卵子を生み出しては消滅させるということを繰り返してやがて更年期を迎えていきます。

年齢を重ねていくとお肌にトラブルが生じてくるように卵子にも老化の兆しが見えてくるのです。老化した卵子よりも若く元気な卵子のほうが明らかに妊娠率は高く、妊娠適齢期が20代前半から半ばといわれているのも卵子の質を考えると納得です。

では妊活中の女性はどのように卵子の老化をくい止めていけばよいのでしょうか。今回は卵子の質をキープしていくために必要なポイントを、妊活中に避けたい行動として7つにまとめてみました。

卵子の在庫数は?産婦人科での血液検査(AMH検査)

子供が欲しい女性は妊活中に避けたい行動を事前に知っておき、卵巣機能の低下を遅らせる努力が必要となってきます。しかしそもそも自分の卵巣機能がどれくらい低下しているのか、子供が欲しい女性にとっては気になるところ。そんな疑問に答えてくれるのが産婦人科での血液検査(AMH検査)です。

この検査は卵巣予備能を調べるために行われ、卵巣から分泌されるホルモン(抗ミュラー管ホルモンAMH)を測定して卵子のおおよその在庫数を判断するものです。ここで注意が必要なのはこの検査が卵子の質を調べるものではないということ。しかし、卵巣年齢を知ることで治療方針がしっかりとたてられますし、漫然と妊活をつづけるよりも早めに治療をステップアップするための判断材料となり妊娠の可能性を高めることにつながります。

実際私はこの検査の存在を体外受精の段階まで知りませんでした。いつの頃からか卵巣嚢腫ができていた私は卵巣の機能低下が年齢よりも進んでいました。早めにこの検査の事を知っていれば体外受精への決心ももっと早くついていたように思います。病院の方針によっては早いうちからこの検査を薦められる場合もありますが、気になるかたは担当のお医者さまに聞いてみてはいかがでしょうか。

子供が欲しいならまず避けたい7つの行動

避けたい行動1:体を冷やす

それでは具体的に妊活中に避けたい行動を見ていきましょう。

冷えは女性の大敵と昔からいわれているよう、まさに子供が欲しい女性にとって体を冷やす行動は絶対に避けたいものです。体が冷えると免疫力が低下しますし、何よりも血流が滞ると子宮や卵巣に栄養が行き渡らず機能が鈍ってしまいます。卵巣の老化スピードをできるだけ遅らせたい女性は体を冷やさないよう日常生活で気をつけていきましょう。

寒い時期は冷えに気を配っている女性も対策を忘れがちなのが梅雨や夏などの暑い季節です。薄着になっても意外に冷えているのが足やお腹。靴下や下着の重ね履きをしてみたり、できるだけ常温か温かい飲み物をとるようにして体の内外から冷やさない工夫をしていきましょう。

私の場合・・・

私は妊活中、ロングスカートやゆったりとしたパンツをはいてその下にシルクのスパッツや靴下を愛用していました。シルクは夏でも通気性がよく、冷えから体を守ってくれる頼もしい素材なのでこれからの季節におすすめですよ。

避けたい行動2:偏った食事

子供が欲しいと思ったら食生活を見直すのも体質改善につながるので妊娠しやすい体づくりに良いでしょう。偏った食事が続くと栄養面でバランスが崩れて体調不良に陥ることも。

また添加物を多く含む食品は肝臓での解毒・分解時に活性酸素を過剰に発生させる一因に。増えすぎた活性酸素は体を老化させる原因となりますので妊娠を希望する女性は抗酸化を意識した食生活を目指していきたいものです。

妊活中はいつ子供ができてもおかしくない状態。妊活中からバランスのとれた食事を意識しましょう。

避けたい行動3:不規則な睡眠時間

不規則な睡眠時間はホルモンバランスの乱れを招く原因になります。月経は女性ホルモンによってコントロールされています。ホルモンバランスが乱れると、排卵日が予想より遅れたり、月経周期が安定しなかったりと妊活にも支障をきたすことにつながります。

お仕事や家庭の事情でなかなか睡眠時間がキープできないというかたもいらっしゃると思いますが、そんな悩みを持つかたはまず質の良い睡眠をとることを目指してみましょう。

例えば、眠る前にぬるめのお湯につかる習慣をつけることでリラックスして良質の睡眠につなげることができます。入浴時間をとることすら難しいというかたは洗面器にお湯をはり、10分ほど手や足を温めてから眠るだけでもよいでしょう。

避けたい行動4:甘い物のとりすぎ

美肌やダイエットの大敵となる甘いスイーツ。特に白砂糖の大量摂取はシミや肌荒れ、血糖値の急激な上昇を招くだけでなく、体内の老化を進める原因となります。体内の老化=卵子の老化と考えていきたい妊活中の女性は、甘いものを食べるときは少量に抑えるか他の甘みで満足感を得るようにするのが良いでしょう。

私の場合・・・

私は妊活中できるだけ甘いものを控えていましたが、それでもやはり欲望が抑えきれないときも。そんな時は1日だけ妊活から自分を解放して好きな物を食べると決めていました。食べてスッキリした後は良質の脂質がとれてアンチエイジングによいとされるナッツ類や砂糖・添加物不使用のドライフルーツなどで代用する生活に戻していましたよ。

すこし贅沢な果物を買って食べるのも精神的に満たされるので甘いものが大好きなかたは試してみてはいかがでしょうか。

避けたい行動5:飲酒・喫煙

飲酒や喫煙は妊活中だけでなく妊娠中から授乳期間を含めて避けたい行動です。煙草に含まれる物質が母体や赤ちゃんに悪影響を与えることは周知の事実。習慣的な飲酒も妊活中に使用する薬の作用を低下させたり、体内の活性酸素を過剰発生させて老化を招く原因となるので避けたい行動です。

私の場合・・・

私はお酒が強かったせいか採卵時の麻酔が効きにくく辛い思いをしました。お酒をよく飲む人は薬への耐性が強くなり薬の効果が出にくい場合もあるそうです。

飲酒も喫煙も依存性があり、生活習慣の一部になるとキッパリやめるのは難しくなるもの。妊活中から徐々にやめる準備を始めて赤ちゃんのために健康的な体へと改善していきましょう。

避けたい行動6:パートナーとのすれ違い

子供がほしい、そう思って女性一人がいくら頑張っても男性の協力なくして妊娠は成立しません。妊活中、肉体的にも精神的にも負担がかかるのは圧倒的に女性です。パートナーが非協力的だったり、また妊活について楽観的過ぎたりと苛立ちが募ることも多く出てくるでしょう。

しかし、妊活中はパートナーの前では常に感情を爆発させないようにしていくことが大切です。排卵日に向けていかに男性の精神的・肉体的部分をコントロールするかも妊活中の女性の重要なミッションといえます。

医師や友人、家族からの何気ない一言で心がえぐられる気持ちになることもあったりと女性にとって妊活中は本当に大変な期間です。しかし、辛いとわかっていても赤ちゃんを授かりたいとスタートした妊活、夫婦間に溝を作ることなく終えたいものです。

私の場合・・・

私は叫びだしたい気持ちになった時は、「パートナーであっても自分とは違う人間」と意識してプライドを傷つける言葉はぐっと我慢し心の中で納めるようにしていました。経験した本人にしかそのしんどさが理解できないのが妊活の辛いところ。体を動かしたり、たまには贅沢したりして一人でうまく気持ちを切り替える方法を見つけてパートナーとの良い関係を保ちましょう。

避けたい行動7:ストレスフルな生活

生活習慣病、ホルモンバランスの乱れ、不眠、食欲低下、肌荒れ、うつなどの原因となるのがストレスです。妊活中、食生活や睡眠などの生活習慣に気を配っていても、過剰なストレスはこれらの努力を全て無にするほどの破壊力を持っています。

適度なストレスはやる気を起こしたりするなど生きていくうえで重要なものですが、過剰にかかったストレスは悪影響以外の何ものでもありません。子供が欲しいと思っていてもなかなか授かることのできない女性は妊活や不妊治療自体がすでにストレスになっているかたも多いといえます。

過度なストレスは活性酸素発生の原因となり、体の細胞を傷つけていきます。過剰なストレスがかかっているかたは妊活を機に生活自体を見直してみるとよいのではないでしょうか。

私の場合・・・

私は不妊治療の通院時、仕事とのスケジュール調整がストレスになり仕事を辞めることを決めました。仕事は努力次第でまた見つけることができますが、妊娠は努力してもどうにもならないこと。妊娠できる時期は限られているし卵巣機能がなくなってしまったら今後妊娠することができなくなると思うことを考えると治療を優先する判断となりました。妊活に集中できたことでストレスから解放され精神的な余裕ができた点は非常に大きかったと思っています。

避けたい行動の目的は卵巣機能低下を防ぐため

赤ちゃんを授かるための努力があなたと大切な人の健康を守ってくれる

さまざまな努力を重ねても100%成功するとはいえない妊活。そして、巷には妊活情報が氾濫し、混乱することもしばしばです。

しかし、確かなことは卵子の老化を防ぐことが妊娠率アップにつながるということ。そのために避けたい行動を事前に知っておくことは卵巣機能の低下を少しでも遅らせることにつながるでしょう。

子供が欲しいという気持ちから生まれる日々の努力はあなたとパートナーの生活を健康的なものに導いてくれるはず。妊活中の女性が幸せな未来を進んで行かれることを願っています。

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