妊娠を意識したら、卵巣機能をアップさせ元気な卵子が育つように心がけていきたいところ。そこで妊娠しやすいからだづくりのための5つの方法と注意点をまとめてみました。


妊娠しやすい体づくりの鍵は卵子がにぎっている

女性の卵子の数には限りがある!

女性の卵巣でつくられる卵子の数には限りがある。この事実を聞いて皆さんはどのように反応されるでしょうか。「そんなの常識」というかた、「卵子って一生作り続けられるものじゃないの?」と驚かれるかたなどなどリアクションは様々だと思います。

実は私、妊活を始めるまで卵子の数に限りがあることを知りませんでした。女性はお母さんのお腹にいるときから卵巣の中に卵子のもととなる原始卵胞を約200万個持っていると言われています。

この卵子のもとである原始卵胞、残念ながら減り続けていく運命にあり思春期には20~30万個にまで減少します。月経がはじまると生理周期ごとに約1,000個という速さでなくなっていくのです。しかもこの卵子、年齢を重ねるごとに徐々に老化していくとのこと。妊活中にこの事実を知った私は愕然とし、思わず残っている卵子の数をざっくり計算してみたり・・・30代も半ばにさしかかろうとしていた時だったので卵子が少なくなっていること、卵子が老化していっていることを知らなかった私はかなり焦り始めました。

卵子の老化スピードをゆるめる努力を

月経周期ごとに卵巣の中では複数の原始卵胞から卵子となるべく細胞が育っています。そしてその中の1個が卵子として熟成したときに「排卵」という形で卵巣を飛び出していくのです。排卵時に元気な卵がお腹の中に存在することは妊娠するための大事なポイントとなってきます。妊娠を意識したら、卵巣機能をアップさせ元気な卵子が育つように心がけていきたいところ。そこで妊娠しやすいからだづくりのための5つの方法と注意点をまとめてみました。

妊娠しやすい体をつくる5つの方法

方法1:ストレスコントロール

ストレスが原因で肌荒れをおこしたり胃がキリキリ痛んだり、このような経験をされたかたは多いと思います。私たちのからだは不快なストレスを感じると自分自身を守ろうとする機能が働き、体内から分泌されるホルモンバランスに変化が起こります。妊娠を希望する女性にとって重要な女性ホルモンも例外ではなく、過度なストレスは女性ホルモンを乱し正常な排卵を妨げる原因となります。

人間関係、仕事、経済的事情、妊娠へのプレッシャー、現代女性をとりまくストレスはたくさんありますが、体調を崩さないよう上手にストレスとつきあい妊活を行っていきましょう。特に妊活中は妊娠することにとらわれてしまい、こころが辛くなることも多くなってきます。

私の場合は・・・

趣味や運動など、気分転換できるものを見つけて気持ちをコントロールしていきたいところです。私は自身の妊活中、ストレスから歯ぎしりがひどくなってしまいました。歯ぎしりは睡眠中、無意識にやってしまうことなのでなかなかコントロールするのが難しかったのですが、眠る前にアロマテラピーをとりいれて心を鎮めるようにしていました。香りを通して脳へ直接働きかけるアロマはストレス解消に一役買いますし、なにより良い香りに包まれて眠るのはとても気持ちよいものでした。とてもリラックスして眠りにつけていたことを思い出します。ラベンダーやマンダリン、ゼラニウムの香りはお休み前の香りとしておすすめです。ご興味のあるかたはストレスコントロールに試してみられるのも良いのではないでしょうか。

方法2:ホルモンバランスを整える

妊娠しやすい体づくりを目指す上でストレスコントロールと対になって重要となるのがホルモンバランスを整えることです。脳や卵巣を通じて分泌される女性ホルモンが絶妙なバランスをとりながら排卵・月経を繰り返し、将来の妊娠にそなえて子宮内を整えたり、成熟した元気な卵子を作る役割を果たしています。前述のとおり、このホルモンのバランスはストレスによって影響を受けやすくなるのでストレスの解消は妊活中の女性にとって大切なポイントとなってきます。

また、規則正しく質の良い睡眠はホルモン分泌を正常に保つために重要ですのでストレスコントロールに加えてぜひ質の良い睡眠にもこだわってみてください。眠る直前のパソコンや携帯電話チェックは神経を興奮させるのでやめてみる、寝室に間接照明を取り入れてみる、眠る前に軽くストレッチを取り入れてみる、枕の材質や高さを変えてみるなど快眠のためのアイディアは色々あります。妊娠力アップのためにホルモンのバランスを少しずつ意識してみましょう。

方法3:血のめぐりを良くする

体の中を巡る血液、これは妊娠前後を通してお母さんにも赤ちゃんにも大切な役割を果たします。血液を通して細胞に栄養を渡したり、老廃物を運んだり。出産後には母乳のもととなるのも血液です。妊娠しやすい体づくりのためには血流を促進して細胞すみずみまで栄養を行き渡らせていくのが効果的です。

具体的には毎日の入浴。眠る前にぬるめのお湯で20分ほど入浴することで血流が促進されますし、興奮する神経を鎮めて質の良い睡眠につなげることができます。岩盤浴などで体を芯から温めるのもいいですね。また、五本指ソックスや冷え取り靴下の重ね履き、腹巻などを活用して体を冷やさない工夫をすることにも挑戦してみましょう。

私の場合は・・・

下半身の冷えが強い体質だったので妊活中は保温・保湿性や通気性に優れるといわれるシルク素材の五本指ソックスや腹巻、タイツなどで体を温めていました。正直、夏場などは暑くて履いていられないのではと思いましたが、絹の通気性のおかげで苦も無く過ごすことができました。何よりうれしかったのはシルク素材に含まれる成分が肌を滑らかにしてくれたことです。タイツやスパッツを毎日のように使用しているといつの間にかヒップのざらつきがなくなりつるつるとしたお肌に!綿や合成素材に比べて少々お値段はアップしますが、お手頃な商品もネット上でたくさん販売されています。妊活しながらお肌もしっかりケアしていきたいというかたにはお薦めです。

方法4:バランスのとれた食事

私たちの体は日々の食事でつくられていきます。お母さんの体を通じて赤ちゃんに栄養が与えられることを考えると、妊活中から口にいれるものには気を配っていきたいですね。

妊娠を希望する女性にとって積極的に採っていただきたいものが葉酸や鉄分、カルシウムなどの栄養素です。これらは普段の食事からでも補うことができますが、効率的な摂取をねらうならサプリメントなどの栄養補助食品をプラスしてみるのも一つの方法です。

食事の大切さはわかっていても日々忙しく過ごしていたり、体調がすぐれないときはバランスのとれた食事を用意するのも一苦労。妊活中にはそんな時期もあるかと思います。妊娠・出産は長期戦とみて、辛い時は無理をせずできる範囲で行っていきましょう。

方法5:適度な有酸素運動をこころがける

これまでに以下の4つの方法をお伝えしてきました。

  • ストレスをコントロールする
  • ホルモンバランスを整える
  • 血のめぐりを良くする
  • バランスのとれた食事をする

これらの方法をさらに効果的にするのが⑤適度な運動をこころがけることです。

運動といっても慣れていないかたはまずはエスカレーター利用のところを階段利用にするなどの簡単なものでかまいません。ヨガやラジオ体操などもいいですね。体を動かして新陳代謝を高めることは細胞に栄養が行き渡りやすくなるので卵子の老化速度をゆるめることになるでしょう。

適度な有酸素運動はストレスを解消し、快眠につながります。質の良い睡眠をとることでホルモンバランスが整うと卵子に良いだけではなく美肌にもつながります。30代からお肌や体は変化していきます。妊娠しやすいからだをつくる方法は実は女性の美と健康増進にも大きくかかわっている方法だったのです。

心と体はつながっている。正直なわたしたちのからだ

無理をせず、ゆっくり急ぎましょう

妊活中はいろんな情報が入り乱れ、これがまたストレスの一因となっていたりします。ただ様々な情報の中で確かなことは、卵子には数限りがあり年齢とともに老化していくという事実。35歳をすぎたあたりから女性の妊娠率は急激に下がっていきます。これは卵巣機能の低下によるものであり、妊娠を希望する女性にはタイムリミットが出てきます。焦る気持ちが湧いてくるのも当然です。

しかし女性のからだは今日これをしたからといってすぐに希望の結果が出るというものではありません。じっくりとご自身の心と体にむきあい、健康的な妊活を進めていきましょう。私の場合、大好きなアロマセラピストという仕事を辞めて不妊治療に専念する道を選びました。不規則だった生活にリズムが生まれ、仕事と治療の両立からくるストレスがなくなったことは大きかったです。妊活中、何を優先するか、その順位は女性それぞれ十人十色ですが、ぜひタイムリミットの存在をこころの片隅に置いて将来を描いてみてください。

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