妊娠力をアップするためにできる10の方法を紹介していきます。妊娠力を高めるには生活習慣の見直しが大切です。例えば食生活の見直し、夫婦生活の見直しなどどれもこれも今日から始められる簡単なものばかりを紹介していきます。
妊娠力をアップするには「冷え」を改善
生活習慣の見直しをして妊娠につなげよう
妊娠力をアップするにはまず生活習慣の見直しが大切です。特に卵子は冷えに弱く、質の良い卵子をつくるためには子宮全体を温める必要があります。
また子宮は冷えやすい部分にあるため、冷えが取りにくいです。そのために今回は妊娠力をアップする方法として冷えをとることを中心に紹介していきます。冷えを改善し、妊娠力アップを目指しましょう!
はじめよう!今日からできる10の方法
1.運動で妊娠力アップ
triple_crown_ride-5 / techdomi
妊娠に大敵と言われるのは「冷え」です。体が冷えていると子宮内も影響を受け、質の悪い卵子ができやすくなります。そうすると折角のチャンスがもったいない。
冷えをとるのに効果があるとされるのは運動です。特に全身運動が効果的で、ウォーキングやランニング、スイミングなどがおすすめです。
普段運動をし慣れていない方はまずは、ストレッチなど家でできることから始めることをおすすめします。注意しなくてはならないのは自分が楽しむこと。無理をしてまで運動をしてもストレスが溜まる一方です。
自分に合った運動法を見つけ長期的に渡って冷えを改善することが大切です。
2.お風呂で卵子の質をアップ
湯船で30分以上浸かることにより、体の芯から温まり子宮に良い影響を与えます。これは、先でもお伝えした通り、子宮は冷えやすいスポットにある上、卵子は冷えに弱いです。
質の良い卵子をつくるには子宮を温めることがポイントです。
その点お風呂は子宮内部を温めさらにはリフレッシュ効果も高いため大変おすすめ。ただし、お風呂の温度には注意が必要です。39度から41度が理想です。
卵子は冷えに弱いとお伝えしましたが、熱にも弱いため急激に温めすぎるのは好ましくありません。
また、体の芯まで温まるには最低でも20分以上は浸かってください。忙しい日はシャワーのみでも構いませんが、可能ならば湯船に浸かる習慣をつけましょう。
3.基礎体温をつけよう
女性は生理がはじまってから次の生理が訪れるまで一つのリズムで流れています。これはホルモンの影響によるものですが、そのリズムが正常に行われているのかを知る方法があります。それこそ「基礎体温」です。
基礎体温とは、毎朝目が覚めた瞬間の最も安静時に近い状態の体温のことを指します。女性は生理がはじまってから排卵日までは低体温で統一され、排卵日から次の生理が訪れるまで高体温になっています。
この正常なリズムにきちんと自分が当てはまっているのかどうかは基礎体温をつけることで判断できますので、まずは基礎体温をつける習慣をつけましょう。
隠された病気を知るきっかけにもなります。是非お試しください。
4.食生活を改善しよう
食生活の乱れは妊活にも影響を与えます。1日のトータルカロリーは1,800までおさえ、多すぎても少なすぎてもいけません。1日3食きちんと摂取し、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
特に危険なのが冷えの原因となる糖質です。砂糖が含まれているお菓子やパンやご飯などの炭水化物には多く糖質が含まれているため、極力摂取しないことに気をつけてください。
エネルギーの元となるタンパク質や、ビタミン類、大豆に多く含まれているイソフラボンは卵子の質を良くするのでおすすめ。過剰摂取は悪影響なので、必ず上限をよく守りましょう。
5.バランスの良い睡眠を
sleeping / Identity Photogr@phy
妊娠力をアップするには睡眠も大切です。美容のテーマで良く話題になる22時から深夜2時までの間を指す「シンデレラ・タイム」は卵子の質を上げるのにも有効です。
このシンデレラ・タイムの間に就寝することでホルモンが多く分泌してくれるので月経不順や生理痛緩和の役割を果たしてくれます。
また、睡眠時間も大切です。理想とされる時間は「6時間」、「7時間半」です。これはレム睡眠とノンレム睡眠の関係性にあり、次の日に気持よく起きる理想の睡眠時間とされています。
バランス良い睡眠時間と就寝時間で妊娠力を高めましょう。
6.サプリメントで補助しよう
Ubiquinol antioxidant supplement capsules / HealthGauge
妊活をする上でサプリメントを気にする人は多いかと思います。しかし、「妊娠力をアップさせたいから!」と飲めば良ではありません。ここで大切なのは自分に合ったサプリメントを服用すること。そして、医師に相談したうえで、きちんと処方を守り過剰摂取はしないようにしてください。
ここでは、妊活でよく聞くサプリメントの成分にどのようなものがあるのかを簡単にご紹介します。
1)亜鉛
男性の精力剤として効果の高い亜鉛はED改善にとても役立ちます。ただし葉酸との飲み合わせが良くないので、注意事項は良く守りながら摂取しましょう。
2)葉酸
食べ物から摂取できる量が少ない葉酸は妊娠初期に重要な役割りを果たしてくれるため、妊娠前から飲むことが重要です。胎児が喘息になるリスクがあるためきちんと摂取量は守りましょう。
3)ピニトール
PCOS(多嚢胞性症候群)に効果があるとされるサプリメントです。男性ホルモンが高い女性には効果的ですが、そうでない方には不向きですので注意。
参考までにピニトール配合のサプリは多くありませんでした。調べてみたところ、ベジママというのが有名です。
7.排卵検査薬で排卵日を特定
基礎体温でもお伝えしましたが、妊娠をするには排卵日に受精することが大切です。そうしなければその月のチャンスは無駄になってしまいます。なので、受精するには排卵日を特定することがポイント。
排卵検査薬はLH(黄体化ホルモン)を検知するので排卵日が近づくと反応するような仕組みになっています。
排卵日に受精できるように検査薬でチャンスを掴みましょう。
8.不妊治療で検査しよう
My mom. / The hills are alive*
妊活をする上で不妊治療専門の病院に行く人は多いかと思います。時間がない人や、はじめから妊娠する可能性が低い方は早くから不妊治療専門医に行き検査をしてもらうのがおすすめ。
近年では男性の不妊が増えてきたので、そういった意味合いでも早期に検査してもらうことが重要となります。
夫婦間で話し合い、必要な時期が来たら検査を受けてみてください。
9.保温活動で子宮を温めよう
妊娠力をアップするには冷えは大敵とお話しましたが、そこで効果があるのが保温活動です。就寝時に靴下を履いたり、普段から腹巻きをすることで子宮全体を温め卵子の質を上げることができます。
ただし、温めすぎには注意が必要です。卵子は熱にも弱いので過度な温度を与えるカイロはあまり向いていません。また、温めすぎて汗をかくようならば冷えを悪化させてしまうのでやめましょう。
10.性生活を見なおそう
夫婦の性生活は妊娠力をアップするのに大切です。性生活はあればあるほど好ましいですが、中々そうはいかないカップルもいるこでしょう。
プレッシャーになるような事態になるようならば無理に回数を増やすことはしなくても良いです。自分たちのペースでお互いを思いやることが大切。
排卵日を含む前後3日にタイミングをとることがポイントです。排卵日を特定し妊娠力をアップさせましょう。
妊娠力をアップするために心がけることとは
無理をせず自分のペースで行うことが大切
妊娠力をアップする10の秘訣を紹介しました。妊娠をするにはまず良質な卵子をつくることが大切です。そのために出来る10個の方法を行うことで、質の良い卵子ができ、妊娠に繋がるお話をしました。
兎にも角にも、自身が楽しいと感じること・無理をしないことを心がけることが上手くいくポイントです。努力することは大切ですが、無理をしすぎるとかえって悪効果となりますので、出来ることからはじめましょう。